特許
J-GLOBAL ID:200903001020352169

乾燥手段を備えたシート材からの像形成物質除去装置及びシート材処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 黒田 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-201176
公開番号(公開出願番号):特開平7-036334
出願日: 1993年07月21日
公開日(公表日): 1995年02月07日
要約:
【要約】【目的】 液を保持しているシート材を、乾燥させながら搬送する際、ほぼ搬送方向に伸びるしわや破れを発生させることなく良好に搬送できる乾燥手段を備えたシート材からの像形成物質除去装置及びシート材処理装置を提供する。【構成】 乾燥ユニット60における紙搬送速度、具体的には乾燥ドラム61及び紙押圧用ベルト63の線速v4を、乾燥ユニット60よりも紙搬送方向上流側における紙挾持搬送手段として上加熱ローラ45及びオフセットベルト44の線速V3よりも低速に設定する。こうすることによって、紙10が乾燥ドラム61と紙押圧用ベルト63との圧接領域で乾燥されて収縮しても、比較的乾燥が進んでいる紙先端側と、上加熱ローラ45とオフセットベルト44との圧接部に挾持されている紙後端部との間に過剰な張力の発生を防止でき、しわや破れの発生を防止できる。
請求項(抜粋):
全体又は少なくとも一部が吸液性を有し、かつ表面上に像形成物質が固着しているシート材から該像形成物質を除去するシート材からの像形成物質除去装置において、該表面上に像形成物質が固着しているシート材に液を供給する液供給手段と、該液供給手段により液を供給されたシート材から像形成物質を除去する像形成物質除去手段と、該液供給手段により供給された液を保持しているシート材を、該シート材の厚み方向に挾持した状態で搬送する第1の挾持搬送手段と、該第1の挾持搬送手段よりもシート材搬送方向下流側に、シート材の搬送方向における長さよりも小さな間隔をおいて配設され、かつ、該液供給手段により供給された液を保持しているシート材を、該シート材の搬送方向における所定幅にわたって該シート材の厚み方向に挾持した状態で乾燥させながら搬送する第2の挾持搬送手段とを設け、第2の挾持搬送手段による搬送速度を第1の挾持搬送手段による搬送速度よりも低速に設定したことを特徴とするシート材からの像形成物質除去装置。
IPC (6件):
G03G 21/00 570 ,  B65H 3/46 310 ,  B65H 5/02 ,  B65H 29/16 ,  B65H 29/20 ,  B65H 29/70

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