特許
J-GLOBAL ID:200903001025323108

ケーブルの一束化方法、この一束化方法に使用する先導具及び固定具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 児玉 健
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-320950
公開番号(公開出願番号):特開2002-135954
出願日: 2000年10月20日
公開日(公表日): 2002年05月10日
要約:
【要約】【課題】既設のケーブルの間に入り込むことなく、また各家庭等へ分岐する分岐線等があってもこれらを避けて確実に一束化できるケーブルの一束化方法に用いる先導具。【解決手段】先導具1は、線状の本体5を略螺旋状に成形されるものであり、先端側の拡広部6において複数の球体8が本体5を中心に回動自在に挿通され、拡広部6の先端側螺旋内径d1が螺旋状支持具の螺旋内径に対して1.5倍となり、基端側へ向かって漸減し、連絡部7との連続部分では球体8の径分だけ大きく、螺旋ピッチp1が螺旋状支持具と同じであり、拡広部6の長さが螺旋ピッチにして1.5ピッチ相当の長さであり、基端側の連絡部7が螺旋内径d2及び螺旋ピッチp2が螺旋状支持具と同じである。球体8は軽量材によって多数の貫通孔を有する中空の殻構造である。
請求項(抜粋):
電柱間に既設されているケーブル及び支持線に対して、一方の電柱側において、最初の螺旋状支持具の先端側に先導具が配設され、先導具を備える螺旋状支持具が前記ケーブル及び支持線を螺旋内径部分に納まるように回転されながら順次送出される第1工程と、順次送出される複数の螺旋状支持具が結合部材によって連続的に継ぎ足されて、電柱間のケーブルを一束化し、同時に支持線が螺旋状支持具によって一束化されるケーブルを支持する第2工程と、他方の電柱に先導具が到達した後、先導具を取り外し、電柱間に架設されて1本に長尺化される螺旋状支持具が固定具によって支持線に固定される第3工程とで構成されるケーブルの一束化方法において、前記先導具は、線状の本体が略螺旋状に成形されて先端側の拡広部及び基端側の連絡部とされ、前記拡広部において少なくとも一つの曲面体が本体を中心に回動自在に挿通され、前記拡広部の先端側螺旋内径が螺旋状支持具の螺旋内径に対して1.1倍乃至2倍の大きさであり、基端側に向かって螺旋内径が漸減し、前記連絡部との連続部分において前記拡広部の螺旋内径が前記連絡部の螺旋内径と同じとなり、前記拡広部の螺旋ピッチが螺旋状支持具の螺旋ピッチと同じ又は大きく、前記拡広部の長さが螺旋ピッチにして約1.5から約2.5ピッチ相当の長さであり、前記連絡部の螺旋内径及び螺旋ピッチが螺旋状支持具の螺旋内径及び螺旋ピッチと同じであること、を特徴とするケーブルの一束化方法。
IPC (2件):
H02G 7/10 ,  H02G 1/02
FI (2件):
H02G 7/10 ,  H02G 1/02 V
Fターム (4件):
5G367GA03 ,  5G367GB03 ,  5G367GC03 ,  5G367GC06

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