特許
J-GLOBAL ID:200903001030410175

スキッドステアリング車両のための遊星ステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-263905
公開番号(公開出願番号):特開平7-187001
出願日: 1994年10月27日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】右側の車輪及び左側の車輪の速度を別個に制御することができる無限軌道車両のための遊星ステアリング(操舵)装置の提供。【構成】原動機が、遊星歯車36を備えた遊星歯車支持体32,34を有する右側及び左側の駆動軸28,30を介して回転運動を伝える。右側及び左側の遊星歯車支持体32,34は、右側及び左側の油圧ステアリングモータ52,54に結合されている右側及び左側の太陽歯車38,40の周囲を回転する。遊星歯車36は、車両の右側及び左側の駆動車輪に結合されている右側及び左側のリングギヤ42内で回転する。このモータを回転させることによって、左右の駆動車輪の速度を互いに独立して制御することができる。
請求項(抜粋):
無限軌道車両のためのステアリング装置であって、メインの駆動軸と、前記メインの駆動軸によって駆動される右側の駆動軸であって、遊星歯車が取り付けられている右側の遊星歯車支持体が設けられている右側の駆動軸と、前記メインの駆動軸によって駆動される左側の駆動軸であって、遊星歯車が取り付けられている左側の遊星歯車支持体が設けられている左側の駆動軸と、前記右側の駆動軸と左側の駆動軸とを互いに係止させる手段と、を含み、前記右側の遊星歯車支持体の遊星歯車には右側の太陽歯車が接しており、前記左側の遊星歯車支持体の遊星歯車には左側の太陽歯車が接しており、右側の油圧モータが前記右側の太陽歯車を回転させ、左側の油圧モータが前記左側の太陽歯車を回転させ、右側のリングギヤが、前記右側の遊星歯車支持体の遊星歯車と接し且つ右側車輪を回転させるために同右側車輪に結合されており、左側のリングギヤが、前記左側の遊星歯車支持体の遊星歯車と接し且つ左側車輪を回転させるために同左側車輪に結合されており、その結果、左側と右側の油圧モータが互いに独立して前記右側及び左側の車輪の回転速度を増加させまたは減少させるようになされた、ステアリング装置。

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