特許
J-GLOBAL ID:200903001032650939

ディスク装置用のサスペンション・システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂口 博 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-521048
公開番号(公開出願番号):特表平11-500852
出願日: 1996年11月13日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】ディスク装置用のサスペンション・システムのヘッド/ジンバル・アセンブリ(HGA)は、マージ中のスライダ・エア・ベアリング表面(ABS)の平行位置決め、および非マージ中のスライダのピッチングの制限を可能とする、独自の構成の屈曲タングを含んでいる。屈曲タングの片持ち端部には、マージ操作用に用いることのできるフィンガ延長部が設けられており、フィンガの基部に隣接した残りの片持ち端部はスライダのピッチングを制限するために用いることができる。マージ・コームがヘッド・スタック・アセンブリ内の複数のサスペンションの複数の屈曲フィンガに係合すると、スライダのエア・ベアリング表面は互いに関して平行に位置決めされる。これにより、ヘッド・スタック・アセンブリをヘッド・スタック・アセンブリとマージした場合に、最大限のディスク・スタック密度が可能となる。屈曲フィンガにより、マージを実現するために各種の構成を用いることが可能となる。本発明は従来のロール・リミッタと協働して、マージ中に3点固定がスライダをピッチング・ゼロに正規化するようにする。
請求項(抜粋):
ロード・ビームと、 ヘッド/ジンバル・アセンブリとを備えており、該ヘッド/ジンバル・アセンブリが ロード・ビームに接続された固定端部を有しており、懸架端部を有している屈曲部材であって、 屈曲部材の一対の脚と懸架終端部とによって部分的に画定されているウィンドウを有している屈曲部材と、 長さと幅、ならびに長さ方向に前記ウィンドウ中へ延びている第1および第2の部分を有しており、第1部分が懸架終端部から延びており、第2部分が第1部分から延びているタングと、 エア・ベアリング表面を有しているスライダであって、スライダとロード・ビームの間の屈曲部材と、長さ方向にスライダから屈曲部材の固定端部へ、タングの幅の3/4よりも大きい距離延びていて、タングの第2端部がマージ・コームと係合して、スライダのエア・ベアリング表面を希望する正規化位置に安定させるタングの第2部分とによってタングの第1部分に取り付けられたスライダと、 屈曲部材の脚をロード・ビームから外して、脚が曲がったときに、スライダがピッチング回転をできるようにするロード・ドームとを含んでいるサスペンション。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • ヘッド浮上装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-224631   出願人:ソニー株式会社

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