特許
J-GLOBAL ID:200903001038902069

直ぐに使用できる金属ワイヤおよび該ワイヤの製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-525726
公開番号(公開出願番号):特表2000-503724
出願日: 1997年01月08日
公開日(公表日): 2000年03月28日
要約:
【要約】殆ど完全に、低温-ハンマー鍛造され、焼鈍されたマルテンサイトで形成された構造を有する、非調質スチールを含む、直ぐに使用できる金属ワイヤを開示する。該ワイヤの径は少なくとも0.10mmで、かつ大きくとも0.50mmであり、該ワイヤの最終的な引っ張り強さは少なくとも2800 MPaである。このワイヤの製法は、ワイヤロッドを変形し、該変形されたワイヤについて硬化熱処理を施し、これを焼鈍温度まで加熱して、殆ど完全に焼鈍されたマルテンサイトで形成された構造を形成する工程を含む。次いで、このワイヤを冷却し、かつ変形させる。少なくとも一つのこのようなワイヤを含むアセンブリーおよび特に空気タイヤを強化するのに使用するワイヤまたはアセンブリーをも開示する。
請求項(抜粋):
以下の諸特徴を有する、直ぐに使用できる金属ワイヤ: a)該ワイヤは0.2 重量%以上かつ0.6 重量%以下の炭素含有率を有する非調質スチールを含み、該スチールはまたバナジウム、モリブデンおよびクロムからなる群から選ばれる少なくとも1種の合金元素をも含有し、該スチールは少なくとも0.08重量%かつ0.5 重量%以下の該合金元素、あるいは該合金元素全ての組み合わせを含む; b)該スチールは殆ど完全に低温-ハンマー鍛造され、焼鈍されたマルテンサイトからなる構造を示す; c)該ワイヤ径は0.10mm以上かつ0.50mm以下である; d)該ワイヤの破断強さは2800 Mpa以上である。
IPC (5件):
C22C 38/00 301 ,  B21C 1/00 ,  C21D 1/26 ,  C21D 8/06 ,  C22C 38/24
FI (5件):
C22C 38/00 301 Y ,  B21C 1/00 B ,  C21D 1/26 B ,  C21D 8/06 A ,  C22C 38/24

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