特許
J-GLOBAL ID:200903001043578059

シートベルト用リトラクター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-037873
公開番号(公開出願番号):特開平10-230817
出願日: 1997年02月21日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 車両緊急時にロック手段を作動するロック作動手段の構造を複雑にすることなく、エンドロックを容易に解除することができるシートベルトリトラクターを提供すること。【解決手段】 巻取軸3のウェビング引出し方向X2 の回転を阻止可能なロック手段16と、前記ロック手段を作動するラッチ部材18と、前記ラッチ部材のウェビング引出し方向X2 の回転を阻止可能である係合部材26と、前記係合部材を被係合部方向へ揺動させる慣性部材とを有するシートベルト用リトラクターにおいて、前記係合部材26がアーム部26cを備えており、前記巻取軸ロック後のウェビング巻取り方向X1 への前記巻取軸の回転により、前記アーム部26cに作用して前記係合部材26を被係合部との係合を解除する方向Bに案内するカム部12が前記巻取軸3に設けられていることを特徴とする。
請求項(抜粋):
ウェビングが巻装された巻取軸のウェビング引出し方向の回転を阻止可能なロック手段と、前記巻取軸に相対回転可能に支持されるとともに前記巻取軸に対して回転遅れを生じることにより前記ロック手段を作動するラッチ部材と、前記ラッチ部材に揺動自在に軸支されるとともに被係合部に係合して前記ラッチ部材のウェビング引出し方向の回転を阻止可能である係合部材と、前記巻取軸に相対回転可能に支持されるとともに所定以上のウェビング引出し方向の回転速度が作用した際には前記巻取軸に対して回転遅れを生じて前記係合部材を被係合部方向へ揺動させる慣性部材とを有するシートベルト用リトラクターにおいて、前記係合部材がアーム部を備えており、前記巻取軸ロック後のウェビング巻取り方向への前記巻取軸の回転により、前記アーム部に作用して前記係合部材を被係合部との係合を解除する方向に案内するカム部が前記巻取軸に設けられていることを特徴とするシートベルト用リトラクター。

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