特許
J-GLOBAL ID:200903001048996959

車両の走行経路設定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大儀 武夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-011727
公開番号(公開出願番号):特開平6-221860
出願日: 1993年01月27日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】 車両の走行経路を案内するナビゲーション装置において、所望の走行経路を、簡単に、しかも短時間で設定できるようにする。【構成】 地図上で起点交差点が指定されると、これを始点として、外部から指定された進行方向の道路を選択する最初の進路選択を行い(110〜160)、選択した道路上の次の交差点までの区間を表示地図上で強調表示し走行経路として記憶した後、その経路と同種の道路を次の進路として順次選択し経路を自動設定する(160〜200)。また、途中で訂正入力がなされると、その回数に応じた交差点分だけ経路を取り消し(210)、この取り消し後、或は進路選択不能の場合には、設定された経路の終点を始点として、再度経路の自動設定を行う。尚、経路の強調表示及びその取り消しの際に、次の交差点が表示地図にないときは、速やかにその交差点を中心とした地図を表示させる(180,210)。
請求項(抜粋):
道路地図を表示する表示手段と、該表示手段に道路地図を表示するための地図データを、該道路地図を構成する道路の種別を表す種別情報と共に記憶する地図データ記憶手段と、該地図データ記憶手段に記憶された地図データに基づき、上記表示手段に道路地図を表示する地図表示制御手段と、走行経路の始点及び該始点からの車両の進行方向を外部から入力するための方向入力手段と、該方向入力手段から入力された進行方向に従い、上記地図データに基づき上記始点から進行すべき道路を選択し、該道路上の上記始点から次の交差点に至る区間を走行経路として設定する第1の進路選択手段と、該第1の進路選択手段にて走行経路が設定されると、上記地図データと種別情報とに基づき、該走行経路の種別に対応した所定種別の道路を次に進行すべき道路として選択し、該道路上の上記走行経路の終点から次の交差点に至る区間を新たな走行経路として設定する第2の進路選択手段と、上記第1及び第2の進路選択手段により設定された走行経路を、上記表示手段に表示された道路地図上で強調表示させる経路表示制御手段と、該経路表示制御手段が走行経路の強調表示を行うとき、走行経路上の次の交差点が、上記表示手段に現在表示されている道路地図上に有るか否かを判断し、当該次の交差点が、上記表示手段に現在表示されている道路地図上にないときに、上記地図表示制御手段が上記表示手段に表示する道路地図を当該次の交差点を含む道路地図に変更する第1の表示地図変更制御手段と、上記第2の進路選択手段により新たな走行経路が設定されたか否かを判定し、走行経路が設定されていれば、再度上記第2の進路選択手段を動作させて、上記設定した走行経路の終点からの走行経路を新たに設定させる判定手段と、上記第1又は第2の進路選択手段による走行経路の設定動作を停止して、既に設定した走行経路を該走行経路の終点から始点方向に交差点単位で取り消すための指令を、外部から入力するための経路取消入力手段と、該経路取消入力手段から走行経路の取消指令が入力されると、該取消指令に応じて上記設定した走行経路を取り消すと共に、該取り消した走行経路の強調表示を取り消す経路取消制御手段と、該経路取消制御手段が走行経路の強調表示を取り消すとき、取り消しにより最終の交差点となる交差点が、上記表示手段に現在表示されている道路地図上に有るか否かを判断し、当該最終の交差点が、上記表示手段に現在表示されている道路地図上にないときに、上記地図表示制御手段が上記表示手段に表示する道路地図を当該最終の交差点を含む道路地図に変更する第2の表示地図変更制御手段と、上記判定手段にて上記第2の進路選択手段により新たな走行経路が設定されていないと判定されるか、上記経路取消制御手段による上記取消指令に応じた走行経路の取り消し動作が終了すると、上記方向入力手段から既に設定した走行経路の終点を始点として車両の進行方向が入力されるのを待ち、進行方向が入力されると、上記第1の進路選択手段の動作を再開させる経路設定再開手段と、を備えたことを特徴とする車両の走行経路設定装置。
IPC (3件):
G01C 21/00 ,  G08G 1/0969 ,  G09B 29/10
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-032405

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