特許
J-GLOBAL ID:200903001057600138

内燃機関のEGR制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-317113
公開番号(公開出願番号):特開平8-177645
出願日: 1994年12月20日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】コストの増大を招くことなく最大EGR量の増大を図り、EGRバルブの作動遅れに起因する黒煙の発生を抑制する。【構成】吸気通路6と排気通路7との間を接続する2つのEGR(排気ガス再循環)通路11,12が設けられ、途中にはEGRバルブ13,14が設けられる。両EGRバルブ13,14の負圧室13c,14cはVSV(バキューム・スイッチング・バルブ)21,22を介してバキュームポンプ20に接続されたEVRV(エレクトリック・バキューム・レギュレーティング・バルブ)17に接続される。ECU(電子制御装置)47はアクセルレバー開度等に応じてEVRV17及びVSV21,22の調整及び切換制御を行う。但し、エンジン負荷が変動する方向へは第1のEGRバルブ13のEVRV17による調整は行わない。従って、急激な負荷増大があっても、EGR量は速やかに追従する。
請求項(抜粋):
内燃機関から排出される排気の一部を当該内燃機関に取り込まれる吸気へ再循環させるために、排気通路と吸気通路とを連通する複数の排気ガス再循環通路と、前記複数の排気ガス再循環通路にそれぞれ設けられ、当該排気ガス再循環通路を開閉するために、自身の負圧室に導入される負圧発生源に基づく負圧に応じて作動し、負圧室に負圧が導入されることにより開かれ、負圧室に大気が導入されることにより閉じられる第1のEGRバルブ及び残りのEGRバルブよりなる複数のEGRバルブと、前記EGRバルブの各負圧室と前記負圧発生源との間を連通する通路に設けられ、前記負圧発生源から前記負圧室に導入される負圧を連続的に制御するために調整される1つの負圧制御弁と、前記EGRバルブのうちの少なくとも第1のEGRバルブの負圧室と前記負圧制御弁との間を連通する通路に設けられ、前記負圧室に対する前記負圧発生源から前記負圧制御弁を介しての負圧の導入及び大気圧の導入を切換えるための負圧切換弁と、前記内燃機関の負荷及び回転数を含む運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の負荷及び回転数に基づいて目標排気ガス再循環量を算出する目標EGR量算出手段と、前記目標EGR量算出手段の算出結果に応じて、前記負圧切換弁及び前記負圧制御弁を制御する弁制御手段とを備えた内燃機関のEGR制御装置であって、前記複数のEGRバルブが同時に駆動されるときには、前記内燃機関の負荷が変動したとしても、当該負荷の変動によっては少なくとも前記負圧制御弁による前記第1のEGRバルブの連続的な制御が行われないよう、前記負圧制御弁の作動量を所定値に保持する保持制御手段を設けたことを特徴とする内燃機関のEGR制御装置。
IPC (4件):
F02M 25/07 570 ,  F02M 25/07 550 ,  F02M 25/07 ,  F02M 25/07 580

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