特許
J-GLOBAL ID:200903001057758696

積層体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-272692
公開番号(公開出願番号):特開平10-113939
出願日: 1996年10月15日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】 一部の層に発泡剤を混練した溶融樹脂積層体を用いて積層体を製造する方法において、表面のソフト感のむらをなくし、また発泡時間を短縮する。【解決手段】 溶融樹脂供給工程では、第1成形面11を有する基材側成形型10と第2成形面21を有する表皮側成形型20の間に、基材溶融樹脂層31mと発泡剤を混練した中間溶融樹脂層32mと表皮溶融樹脂層33mとを一体的に重ね合わせた3層シート状の溶融樹脂積層体30mを供給する。型締め工程では、両成形型を互いに接近させて、各成形面の間に溶融樹脂積層体の厚さよりも大きい所定の間隔を保った状態で停止させ、発泡工程では中間溶融樹脂層を発泡させて溶融樹脂積層体を両成形面の間に充填させる。第1成形面の多数箇所に開口させた第1吸引管路15に負圧を印加して溶融樹脂積層体を第1成形面に密着させる。基材は予め成形したものを使用し、溶融樹脂積層体は2層としてもよい。
請求項(抜粋):
剛性のある基材と、その表面を覆う柔軟な発泡体の中間層と、この中間層の表面を覆う薄い柔軟な表皮よりなる積層体の製造方法において、前記基材を形成する基材溶融樹脂層と前記中間層を形成する発泡剤を混練した中間溶融樹脂層と前記表皮を形成する表皮溶融樹脂層とを一体的に重ね合わせた3層シート状の溶融樹脂積層体を、前記積層体の裏面と対応する形状の第1成形面が上面に形成された基材側成形型の上側ほゞ全体を覆いかつ前記基材溶融樹脂層が前記第1成形面側となるように供給する溶融樹脂供給工程と、前記積層体の表面と対応する形状の第2成形面を下面に形成した表皮側成形型と前記基材側成形型とを互いに接近させて、前記各成形面の間に前記溶融樹脂積層体の厚さよりも大きい所定の間隔を保った状態で停止させる型締め工程とよりなり、前記基材側成形型には前記第1成形面の多数箇所に開口する第1吸引管路を設け、前記溶融樹脂供給工程の終了後に前記第1吸引管路に負圧を印加して前記中間溶融樹脂層の発泡が実質的に進行する前に前記溶融樹脂積層体を前記第1成形面に密着させ、この密着させた状態で前記中間溶融樹脂層を発泡させて3層シート状の前記溶融樹脂積層体を前記型締め工程完了後における前記両成形面の間に充填させることを特徴とする積層体の製造方法。
IPC (6件):
B29C 43/18 ,  B29C 43/20 ,  B29C 43/34 ,  B29C 43/36 ,  B29K105:04 ,  B29L 31:58
FI (4件):
B29C 43/18 ,  B29C 43/20 ,  B29C 43/34 ,  B29C 43/36

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