特許
J-GLOBAL ID:200903001061200110
自動等化器
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-132246
公開番号(公開出願番号):特開平7-336274
出願日: 1994年06月14日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ブリッジタップ(BT)の有無に関係なく伝送線路の長さに応じた波形等化が行える自動等化器を提供する。【構成】 入力端子21を介して到来する等化器トレーニング信号は、√f等化器23に入力されると共に、A/D変換器27を経由して、周期的に存在する減衰した所定形状の波形部分が入力波形メモリ28に保持される。検出器26は、入力波形メモリ28に保持された波形データに基づいて、本来の等化器トレーニング信号の最大振幅値と、BTエコーの最大振幅値と、本来の等化器トレーニング信号の最大振幅値からのBTエコーの遅延時間とをパラメータとして検出する。減衰量ROMテーブル25は、検出されたパラメータと、AGC増幅器22の増幅度とに基づいて、送信信号がBTの存在しない伝送線路を通ったときの回線減衰量を選択し、それに対応した√f等化係数を、等化係数ROMテーブル24から選択して決定する。
請求項(抜粋):
伝送線路固有の減衰により波形歪みを生じた受信信号を元の送信号と近似した波形に補正するための自動等化器であって、前記受信信号を所定のレベルまで増幅するための自動利得制御機能付き増幅器、設定された等化係数に従って、前記増幅によって増幅された受信信号の波形歪みを補正する等化器、受信信号波形から、本来の送信信号の最大振幅値と、前記伝送線路の適所に設けられたブリッジタップに起因するBTエコーの最大振幅値と、前記本来の送信信号の最大振幅値からの前記BTエコーの遅延時間とを検出する検出手段、前記増幅器の増幅度と、前記検出手段によって検出された各パラメータとに基づいて、送信信号がブリッジタップの存在しない伝送線路を通ったときの回線減衰量を推定する減衰量推定手段、および前記減衰量推定手段により推定された回線減衰量に基づき、伝送線路の長さに応じた等化係数を選択して前記等化器に設定する等化係数設定手段を備える、自動等化器。
IPC (2件):
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