特許
J-GLOBAL ID:200903001076806421

車上受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿部 美次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-201875
公開番号(公開出願番号):特開平7-039006
出願日: 1993年07月22日
公開日(公表日): 1995年02月07日
要約:
【要約】【目的】 軌道を介して流れる電車電流の不平衡電流に基づくノイズ成分を除去し、S/N比を向上させ得る車上受信装置を提供する。【構成】 受電器111、112は軌道51、52に流れる電流と電磁結合して受電信号R1、R2を出力する。演算処理回路12は、受電信号R1、R2を減算処理及び加算処理し、ノイズ周波数に関する第1の差信号S1及び第1の和信号S2と、送信信号の周波数に関する第2の差信号S3及び第2の和信号S4とを出力する。不平衡率算定回路2は第1の差信号S1を第1の和信号S2で除算して不平衡率Unを算定する。不平衡量算定回路3は第2の和信号S4に不平衡率Unを乗算して補正信号S5を出力する。差動回路4は第2の差信号S3と補正信号S5との差を受信信号S6として出力する。
請求項(抜粋):
信号処理回路と、不平衡率算定回路と、不平衡量算定回路と、差動回路とを含み、一対の軌道を介して送信される送信信号を車上で受信する車上受信装置であって、前記信号処理回路は、少なくとも2つの受電器と、演算処理回路とを有し、前記受電器のそれぞれが前記一対の軌道のそれぞれに流れる電流と電磁結合して受電信号を出力し、前記演算処理回路は、前記受電信号を減算処理及び加算処理し、前記減算処理及び加算処理結果から前記送信信号の周波数帯域と異なるノイズ周波数に関する第1の差信号及び第1の和信号を出力し、前記送信信号の周波数帯域の周波数に関する第2の差信号及び第2の和信号を出力するものであり、前記不平衡率算定回路は、前記第1の差信号と前記第1の和信号とが入力され、前記第1の差信号を前記第1の和信号で除算して不平衡率を算定するものであり、前記不平衡量算定回路は、前記第2の和信号が入力され、前記第2の和信号に前記不平衡率を乗算して補正信号を出力するものであり、前記差動回路は、前記第2の差信号と、前記補正信号とが入力され、前記第2の差信号と前記補正信号との差を受信信号として出力するものである車上受信装置。
IPC (4件):
B60L 3/08 ,  B61L 1/18 ,  B61L 3/18 ,  H04B 1/10
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 車上受信装置及び車両情報伝送装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-069335   出願人:九州旅客鉄道株式会社, 財団法人鉄道総合技術研究所, 日本信号株式会社
  • 雑音抑圧装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-137035   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開昭55-119560

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