特許
J-GLOBAL ID:200903001079813151

酸素センサ素子及び酸素センサ素子用のヒータの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 祥泰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-038195
公開番号(公開出願番号):特開平10-282043
出願日: 1998年02月03日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 昇温性に優れ,大気室における大気導入量が充分確保でき,かつ効率よく製造可能なヒータを有する,酸素センサ素子及びこのような酸素センサ素子に用いられるヒータの製造方法を提供すること。【解決手段】 大気室100にはヒータ2が内蔵され酸素センサ素子1がある。上記ヒータ2の断面形状は略長方形状である。上記ヒータ2を製造するには,セラミックのグリーンシートを準備し,これに複数個のヒータパターンを印刷形成,その上に他のシートを積層,積層体となす。次いで,上記積層体を切断,中間体となし,これを加熱焼成する。
請求項(抜粋):
コップ型固体電解質体とその内部に設けた大気室とよりなり,かつ上記固体電解質体の外側面には外側電極を,上記大気室に面する内側面には内側電極を設けてなる酸素センサ素子であって,上記大気室にはヒータが内蔵されてなり,かつ上記ヒータは,発熱体が内蔵された発熱部と該発熱部を支持すると共に上記発熱体と導通したリード部が内蔵された支持部とよりなると共に,上記発熱部の断面積Shと上記支持部の断面積Ssとの間にはSh≧Ssの関係が成立してなり,かつ上記ヒータの断面形状は略長方形状であり,更に上記断面形状における長辺aと短辺bとの間には0.3≦b/a≦0.7の関係が成立していることを特徴とする酸素センサ素子。

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