特許
J-GLOBAL ID:200903001087203249

トンネル掘削機械のカッタフェイスの損耗診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-170719
公開番号(公開出願番号):特開平9-328993
出願日: 1996年06月11日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 トンネル掘削機械のカッタフェイスの損耗状態を高精度に診断してその交換時期を的確に推定する。【解決手段】 シールド掘進機10の密閉チャンバ13の隔壁17に取り付けられた加速度センサ1からの音響検出信号のうち、不要な周波数成分をカットオフし波形処理することによって、掘削音のみによる一定の掘削距離毎の平均振幅値Vを求め、回転数センサ8により計測されるカッタフェイス12の回転数R及びジャッキセンサ9により計測されるシールド掘進機10の総推力P、推進速度Jから掘削係数kを算出し、カッタフェイス12の寿命を推定する指標である前記平均振幅値V及び掘削係数kの組み合わせからカッタフェイス12の健全性を診断する。
請求項(抜粋):
トンネル掘削機械のカッタフェイスによる地盤掘削音を検出する音波センサからの音響検出信号のうち不要な周波数成分をカットオフし波形処理することによって得られた一定の掘削距離毎の掘削音の平均振幅値Vと、前記トンネル掘削機械の総推力P、推進速度J及び前記カッタフェイスの回転数Rを計測してこれらの値から次式によって算出された一定掘削距離毎の掘削係数k;k=P/(J/R)とカッタフェイスの健全性との相関関係を予めパターン化しておき、トンネル掘削機械の運転により逐次得られる平均振幅値V及び掘削係数kを前記パターンと照合することによって、前記カッタフェイスの損耗状況を推定することを特徴とするトンネル掘削機械のカッタフェイスの損耗診断方法。
IPC (2件):
E21D 9/08 ,  G01B 17/00
FI (2件):
E21D 9/08 A ,  G01B 17/00 A

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