特許
J-GLOBAL ID:200903001090645694

テレビカメラ用ズーム操作装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-029373
公開番号(公開出願番号):特開平8-220413
出願日: 1995年02月17日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【目的】カム筒の回動量に連動させて付勢部材による付勢力をカム部材により可変することにより、摩擦板と固定板とで生じる摩擦抵抗力をカム筒の負荷変動に対応させて可変し、この摩擦抵抗力を抗力伝達部材を介してカム筒に負荷し、カム筒の負荷変動を除去する。【構成】ズーム操作を行うと、ズームカム筒36の回動力が負荷変動除去装置80の回転軸86に伝達されて回転軸86が回動し、移動部材96がスプリング98の付勢力でカム部材94のカム面104に沿って移動しはじめる。これにより、スプリング98の伸縮量が可変し、その量に応じた付勢力が押圧板100及び摩擦板102に付与される。これにより押圧板100と摩擦板102との間で生じる摩擦抵抗力は、スプリング98の伸縮量に応じて可変され、この時に生じた摩擦抵抗力が回転軸86を介してズームカム筒36に負荷される。摩擦抵抗力の抗力特性は、ズーム操作時に於いてワイド端から所定のズーム比までは次第に小さくなり、このズーム比を越えると急に大きくなる抗力特性となっているので、ズームカム筒36の負荷変動が除去される。
請求項(抜粋):
カム筒の回動操作によりズームレンズの移動レンズ系を駆動すると共に、該カム筒の回動量に応じて発生する負荷変動を除去する負荷変動除去装置が設けられたテレビカメラ用ズーム操作装置に於いて、前記負荷変動除去装置は、前記カム筒に連動してカム筒と共に回動する抗力伝達部材と、前記抗力伝達部材に設けられた摩擦板と、前記摩擦板との間で摩擦抵抗力を生じさせる押圧板と、前記摩擦板と前記押圧板とを相対的に押圧する付勢部材と、前記カム筒の回動量に連動して前記付勢部材による付勢力を可変し、カム筒の負荷変動を除去する摩擦抵抗力を生じさせるカム部材とから成るようにしたことを特徴とするテレビカメラ用ズーム操作装置。
IPC (2件):
G02B 7/08 ,  G02B 7/04
FI (2件):
G02B 7/08 B ,  G02B 7/04 D

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