特許
J-GLOBAL ID:200903001095175831
同期モータの制御方法および制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
矢作 和行
, 野々部 泰平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-331259
公開番号(公開出願番号):特開2009-153355
出願日: 2007年12月24日
公開日(公表日): 2009年07月09日
要約:
【課題】瞬時電圧低下が発生しても、同期モータ12が不安定な作動となることなく、安定した制限運転を継続する、もしくは停止することのできる同期モータの制御方法および制御装置を提供する。【解決手段】通常運転制御部22、制限運転制御部23、制限運転判定部24、および運転制御切替部25とを備え、制限運転制御部23にて電流ベクトルiの位相角度θcを所定範囲の進み角度に制御する。 これにより、瞬時に電源電圧が低下したときであっても、電流ベクトルiの位相角度θcを所定範囲の進み角度に制御して、回転数を制限した制限運転を安定して継続する、もしくは停止させることができる。これにより、ロータが振動的に回転するなどの不安定な作動を防ぐことができ、同期モータ12が不安定な状態で脱調したり、停止したりすることを回避できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ロータの位置を検出するための位置センサを用いることなく、複数相からなるステータコイルに印加する電圧指令を出力して、負荷(11)を駆動するための同期モータ(12)を運転制御する同期モータの制御方法であって、
前記ロータの推定位置に基づく電圧振幅および電圧位相指令によって前記ステータコイルに電圧を印加して、前記ステータコイルに流れる電流ベクトル(i)を制御することにより、前記同期モータ(12)を運転指令に基づく回転数で運転する通常運転制御ステップ(S4)と、
前記ロータの推定位置に基づく電圧振幅および電圧位相指令によって前記ステータコイルに電圧を印加して、前記ステータコイルに流れる電流ベクトル(i)を制御することにより、前記同期モータ(12)を前記運転指令に基づく回転数よりも低い回転数に制限して運転する制限運転制御ステップ(S5)と、
前記ステータコイルの電圧、電流およびこれらと関係する少なくとも1つ以上の状態量から制限運転の要否を判定する制限運転判定ステップ(S3)と、
前記制限運転判定ステップ(S3)で制限運転が必要と判定したときに、前記通常運転制御ステップ(S4)から前記制限運転制御ステップ(S5)へ運転制御を切り替える運転制御切替ステップ(S3〜S5)とを備え、
前記制限運転制御ステップ(S5)にて前記電流ベクトル(i)の位相角度(θc)を所定範囲の進み角度に制御することを特徴とする同期モータの制御方法。
IPC (3件):
H02P 6/18
, H02P 21/00
, H02P 27/04
FI (2件):
H02P6/02 371S
, H02P5/408 C
Fターム (25件):
5H505AA06
, 5H505BB10
, 5H505CC05
, 5H505DD08
, 5H505EE41
, 5H505GG04
, 5H505HA08
, 5H505HB01
, 5H505JJ17
, 5H505JJ28
, 5H505LL22
, 5H505MM16
, 5H560AA02
, 5H560BB04
, 5H560BB12
, 5H560DA14
, 5H560DC12
, 5H560EB01
, 5H560JJ08
, 5H560RR10
, 5H560SS07
, 5H560TT11
, 5H560UA02
, 5H560XA02
, 5H560XA13
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (5件)
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