特許
J-GLOBAL ID:200903001107776496

チャック

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 武久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-006591
公開番号(公開出願番号):特開平8-229713
出願日: 1996年01月18日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【課題】 挟み込まれた加工材料が誤操作によって破損した場合にも、くさび棒及び締めつけあごの蟻つぎが係合を解かれて締めつけあごが投げ出されることがないように、チャックに設けられるロック装置を改善する。【解決手段】 それぞれのくさび棒(8)が、チャック(1)が作動領域にある場合に位置調節ピン(23)を受容するスリット様の凹部(41)を位置調節ピン(23)に対向する側に備えており、当該凹部(41)が、くさび棒(8)の縦方向に関して、位置調節ピン(23)を割り当てられた締めつけ経路全体に延在しており、また、チャック(1)が作動状態にある場合に位置調節ピン(23)がくさび棒(8)の凹部(41)へ強制的に差し込まれ得る。
請求項(抜粋):
放射方向に移動可能に装着された締めつけあご(5)とそれぞれの締めつけあご(5)のためのロック装置(21)とを備える、旋盤のためのチャック(1)にして、前記締めつけあご(5)が、チャック本体(2)に縦軸線に対して横向きに配置されていて、帯状歯(9)でもって締めつけあご(5)の歯部(6)に係合するくさび棒(8)により駆動可能であり、その場合帯状歯(9)が締めつけあご(5)との係合が解かれかつ締めつけあご(5)がチャック本体(2)から放射方向に取り出し可能になるように、くさび棒(8)をチャック本体(2)内で締めつけ経路を越えて付加的に移動させることが可能であり、さらに、前記ロック装置(21)がチャック本体(2)内に回転可能に保持された位置調節ピン(23)から形成されており、この位置調節ピン(23)がくさび棒(8)に形成された角形の空所(13)にカム(24)、偏心輪等によって係合するチャックにおいて、それぞれのくさび棒(8)が、位置調節ピン(23)に対向する側に、チャック(1)が作動領域にある場合に位置調節ピン(23)を受容するスリット様の凹部(41)を備えており、当該凹部(41)が、くさび棒(8)の縦方向にこのくさび棒に付設の締めつけ経路を超えてに延在していること、及びチャック(1)が作動状態にある場合に位置調節ピン(23)がくさび棒(8)の凹部(41)へ強制的に差し込まれ得ることを特徴とするチャック。

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