特許
J-GLOBAL ID:200903001117674497

表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 光男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-014589
公開番号(公開出願番号):特開平9-212110
出願日: 1996年01月30日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【目的】 セル内のチクソトロピー性液体の粘性を振動によって低下させることにより、表側からの部分的な消去操作を可能にした表示装置を提供する。【構成】 磁気泳動表示パネル1と書込器2と振動器3と永久磁石4とを備えている。そして、直流源21を電磁石20に通電させて、書込器2を作動させることにより、所望のセル12内の磁性粒子15を表板10側に移動させることで、書込を行う。また、交流源30を電磁石20に通電させて、振動器3を作動させると、交流磁界によって、磁性粒子15が振動し、液体14が振動してその粘性が低下する。この結果、磁性粒子15が裏板11側に移動して、消去が行われる。
請求項(抜粋):
透明な表板,この表板に対抗する裏板,及びこれら表板と裏板の間に画成され且つ各内部に所定の液体とこの液体内に分散された磁性粒子とが封入された複数のセルを有する磁気泳動表示パネル部と、上記表板側に設けられ、上記セル内の磁性粒子を上記表板側に磁力で引き寄せる書込部と、上記裏板側に設けられ、上記液体の粘性低下時に、上記セル内の磁性粒子を上記裏板側に磁力で引き寄せる消去部と、を具備する表示装置において、上記液体を、振動によって粘性が低下するチクソトロピー性の液体とし、上記表板側に、上記各セル内の液体を振動させる振動部を設けた、ことを特徴とする表示装置。

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