特許
J-GLOBAL ID:200903001127985954

光ピックアップ装置用の光学素子、カップリングレンズ及び光ピックアップ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田村 敬二郎 ,  小林 研一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-159722
公開番号(公開出願番号):特開2007-273085
出願日: 2007年06月18日
公開日(公表日): 2007年10月18日
要約:
【課題】 十分なスポット光量を確保しつつ、高密度DVDと従来のDVD、CDの全てに対して適切に情報の記録及び/再生を行える光ピックアップ装置用の光学素子、カップリングレンズ及び光ピックアップ装置を提供する。 【解決手段】 対物レンズ16の回折構造が、光源波長がより長くなるよう変化すると、かかる回折構造を通過した光束において球面収差をよりアンダーにする光学特性を有しているので、温度変化に伴う対物レンズの屈折率変化と、温度変化に伴う光源の波長変動に対して、球面収差をより良好に補正することが可能となる。又、1.1 ≧(n1×λ1)/(n3×λ3)≧ 0.9 を満たすことで、対物レンズ16の回折構造を介して高密度DVDの情報記録面に照射される回折光束の光量及びCDの情報記録面に照射される回折光束の光量がより高まるので、情報の書き込みエラーや読み取りエラーの発生などを効果的に抑制できる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
波長λ1の第1光源と、波長λ2(λ1<λ2)の第2光源と、波長λ3(1.6・λ1≦λ3≦2.0・λ1且つλ2<λ3)の第3光源と、光学素子を含む集光光学系とを有し、前記集光光学系が、前記第1光源からの光束を、厚さt1の保護層を介して第1光情報記録媒体の情報記録面に集光させることによって、情報の記録及び/又は再生を行うことが可能となっており、又、前記第2光源からの光束を、厚さt2(0.8・t1≦t2≦1.2・t1)の保護層を介して第2光情報記録媒体の情報記録面に集光させることによって、情報の記録及び/又は再生を行うことが可能となっており、更に前記第3光源からの光束を、厚さt3(1.9・t1≦t3≦2.1・t1)の保護層を介して第3光情報記録媒体の情報記録面に集光させることによって、情報の記録及び/又は再生を行うことが可能となっている光ピックアップ装置用の光学素子において、 前記光学素子の少なくとも1面には回折構造が設けられ、前記第1光情報記録媒体、前記第2光情報記録媒体及び前記第3光情報記録媒体に対してそれぞれ記録及び/又は再生を行う際に、前記第1光源、前記第2光源、及び前記第3光源からそれぞれ照射された光束は、前記回折構造を共通して通過した後、前記第1光情報記録媒体、前記第2光情報記録媒体、及び前記第3光情報記録媒体の情報記録面のそれぞれに集光されてスポットを形成するようになっており、 更に、前記波長λ1、λ3の光束が前記光学素子に入射した場合に、前記回折構造により発生する回折光のうち、最大の回折効率を有する回折光束の次数をそれぞれn1、n3(n1、n3は自然数)とすると、 1.1 ≧(n1×λ1)/(n3×λ3)≧ 0.9 (1) を満たすことを特徴とする光ピックアップ装置用の光学素子。
IPC (1件):
G11B 7/135
FI (1件):
G11B7/135 A
Fターム (12件):
5D789AA41 ,  5D789AA43 ,  5D789BA01 ,  5D789EC01 ,  5D789EC04 ,  5D789JA02 ,  5D789JA03 ,  5D789JA09 ,  5D789JA44 ,  5D789JA46 ,  5D789JB02 ,  5D789JB05
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (2件)

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