特許
J-GLOBAL ID:200903001128449894
作業機の走行制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-311078
公開番号(公開出願番号):特開平8-164768
出願日: 1994年12月15日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【構成】 走行用HST4と、変速用電動シリンダ8と、第1ポテンショメータ10付の変速レバー9と、HST出力軸4aの回転速度を検出するピックアップAとを備え、変速レバー9の操作で設定される出力軸4aの設定回転速度と、出力軸4aの実出力回転速度とが一致するよう、両検出手段10,Aの検出情報に基づいて電動シリンダ8を駆動するフィードバック制御手段Fを設ける。トラニオン軸4tの操作量を検出する第2ポテンショメータ21で検出された変速操作量情報から求められる出力軸4aの設定回転速度と、出力軸4aの実出力回転速度との差が設定範囲を超えると警報装置22を作動させる比較制御手段Hを制御装置12に備える。【効果】 アクチュエータ駆動操作構造によって軽快なHST変速操作性が得られるものにおいて、その軽快な操作が得られる故に気付き難い過負荷状態を迅速に知ることができ、油温が上がり過ぎる等の不都合を未然に防止するための対処が行える、操作軽快で信頼性に優れるものとして提供できた。
請求項(抜粋):
走行用のHST(4)と、このHST(4)の変速操作が可能な変速用アクチュエータ(8)と、この変速用アクチュエータ(8)を駆動指令する変速操作具(9)と、この変速操作具(9)の操作位置を検出可能な操作位置検出手段(10)と、前記HST(4)の出力軸(4a)の回転速度を検出可能な出力回転検出手段(A)とを備え、前記変速操作具(9)の操作によって設定される前記出力軸(4a)の設定回転速度と、前記出力軸(4a)の実出力回転速度とが一致するように、前記両検出手段(10),(A)の検出情報に基づいて前記変速用アクチュエータ(8)を操作するフィードバック制御手段(F)を設けるとともに、前記HST(4)の変速操作量を検出する変速位置検出手段(21)を設け、この変速位置検出手段(21)で検出された変速操作量情報から求められる前記出力軸(4a)の設定回転速度と、前記出力軸(4a)の実出力回転速度との差が設定範囲を超えると警報装置(22)が作動するように、前記変速位置検出手段(21)と前記出力回転検出手段(A)と前記警報装置(22)とを連係する比較制御手段(H)を備えてある作業機の走行制御装置。
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