特許
J-GLOBAL ID:200903001134608228

起伏ゲート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 土橋 博司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-116500
公開番号(公開出願番号):特開2002-309554
出願日: 2001年04月16日
公開日(公表日): 2002年10月23日
要約:
【要約】【課題】現状の起伏ゲートの技術上の問題点を解決し、同時に格段に安価に建設できる起伏ゲートの提供。【解決手段】固定台兼用押え板が空気袋の密閉と、空気袋を固定する押え板の機能並びに扉体を起伏自在に繋留しつつ下部水密ゴムの作用をする連結板の固定台の機能を兼ねることによって部品数の少ないコンパクトな構造とした。
請求項(抜粋):
a)断面が長方形の水路の底を横断して1列に設置した鉛直のアンカーボルトと固定台兼用押え板とが、空気を排出したとき平らな長方形に潰れる3辺が閉じ1辺が開いたゴム引布製の空気袋の開いた辺を水路の底に押え付けることによって、開いた辺を密閉しつつ、水路の底に空気袋を固定する。b)上記固定台兼用押え板の上面に十分な強度を有するゴム引布製の繋ぎ板の1辺をボルトと押え板によって強固に固定し、他の辺を堰幅より少し小さい幅方向の寸法と、起立時に必要な起立高を確保するために必要な長さを有する鋼板製の扉体の下部の上流面に、ボルトと押え板とにより強固に固定することによって、固定台兼用押え板に鋼板製の扉体を起伏自在に繋ぐと同時に両者間の漏水を防止する。c)また、固定台兼用押え板の厚さとほぼ等しい直径の丸棒鋼を鋼板製の扉体の下端に溶接取付して、扉体が起伏運動するときに扉体下端が空気袋の上面を滑りやすくする。d)また、水路底の空気袋より下流の適当な位置に設置したアンカーボルトと押え板で一端を固定した十分なる強度を有するゴム引布製の帯の他端を、鋼板製の扉体の下流面の空気袋が接触するより上側の適当な位置にボルトと押え板で固定することにより、扉体が所定の姿勢まで起立したときにはこの帯に作用する張力のため扉体が停止するようにする。このように構成した上で、陸上の空気操作装置から空気袋に空気管を接続し、この空気袋の内に空気操作装置から圧縮空気を送入すれば空気袋が膨張して扉体を起立させ、逆に空気袋から空気を排出すれば、空気袋が平らに潰れて扉体が倒伏するようにしたことを特徴とする起伏ゲート。
IPC (2件):
E02B 7/20 109 ,  E02B 7/40
FI (2件):
E02B 7/20 109 ,  E02B 7/40
Fターム (2件):
2D019AA31 ,  2D019CA05
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 起伏ゲート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-349796   出願人:飯田章雄, 飯田祥雄
審査官引用 (1件)
  • 起伏ゲート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-349796   出願人:飯田章雄, 飯田祥雄

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