特許
J-GLOBAL ID:200903001135351883

液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-010855
公開番号(公開出願番号):特開平11-212078
出願日: 1998年01月22日
公開日(公表日): 1999年08月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】表示コントラスト及び表示色の視角特性が改良され、高速応答性に優れた液晶表示装置を提供する。【解決手段】2枚の電極基板間に液晶を挟持してなる液晶セルが複屈折モードを表示形式としている液晶セルであり、それに用いる光学補償フィルムが透明フィルム及び円盤状化合物を含む光学異方層とからなり、該光学補償フィルム全体が液晶セルの正面レターデーションRe1を補正するように該透明フィルムの光学特性を調整した液晶表示装置。
請求項(抜粋):
2枚の電極基板間に液晶を挟持してなる液晶セルが中央部にねじれ配向が存在する液晶を含むベンド配向液晶セル、または、HAN型液晶セルのような複屈折モードを表示形式としている液晶セルであり、液晶セルの両側に2枚の偏光素子を配置し、該液晶セルと該偏光素子との間に少なくとも1枚の光学補償フィルムを配置した液晶表示装置において、該光学補償フィルムが少なくとも1枚の透明フィルム及び円盤状化合物を含む光学異方層とからなり、該光学補償フィルム全体が式1、及び液晶セルの正面レターデーションRe1を補正するように式2を満足するように該透明フィルムの光学特性を調整する事を特徴とする液晶表示装置。 式1 50≦{(n1+n2)/2-n3}×d1≦1000 式2 Re1-20≦|Re2|×N≦Re1+20(但し、n1、n2、及びn3は光学補償フィルム全体の主屈折率を表し、それぞれこの順に大きい屈折率を有し、Re2は光学補償フィルム全体の正面レターデーションを表す。但し、Re2は、式3に示したように光学異方層及び透明フィルムの正面レターデーションの合計値と等しくなる。d1は光学補償フィルム全体の厚さを表す。Nは液晶表示装置に用いられる光学補償フィルムの枚数を表す。Re1は液晶セルの正面レターデーションを表す。上記式の単位はnm。) 式3 Re2=Σ{(nv-nw)×d2}+Σ{(n4-n5)×d3}(但し、nv、及びnwは光学異方層の面内の主屈折率を表し、d2は光学異方層の厚さを表す。n4、及びn5は透明フィルムの面内の主屈折率を表し、d3は透明フィルムの厚さを表す。上記式の単位はnm。)
IPC (2件):
G02F 1/1335 510 ,  G02B 5/30
FI (2件):
G02F 1/1335 510 ,  G02B 5/30
引用特許:
審査官引用 (4件)
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