特許
J-GLOBAL ID:200903001138200053

耐震土間床

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-301393
公開番号(公開出願番号):特開2005-068859
出願日: 2003年08月26日
公開日(公表日): 2005年03月17日
要約:
【課題】 本発明は、構造物の敷地条件にかかわらず、良好に杭基礎の水平耐力を向上することのできる耐震土間床を提供する。【解決手段】 耐震土間床9は、曲げ杭5、第1の土間梁6、第2の土間梁7、及び床スラブ8により構成され、曲げ杭5は、部材長が支持杭3と比較して短小で、複数が杭基礎4の周囲を取り囲むように設置される。これらの杭頭部どうしは、第1の土間梁6を介して連結され、第1の土間梁6は、その側面を第2の土間梁7を介してフーチング2に連結される。耐震土間床9は、杭基礎4に作用する地震水平力の一部を、フーチング2から第2の土間梁7及び第1の土間梁6よりなる水平部材を介して複数の曲げ杭5に伝達し、曲げ杭5でこれを負担する。つまり、杭基礎4に作用する地震水平力は、耐震土間床9により低減され、耐震土間床9は、杭基礎4の水平耐力を補強する機構として機能する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
構造物の荷重をフーチングから支持杭を介して地盤中に伝達する杭基礎を備える構造物の耐震土間床であって、 前記支持杭と比較して部材長が短く、地盤中に所定の配置間隔をもって前記フーチングを囲うように設置される複数の曲げ杭と、 隣り合う該曲げ杭の頭部どうしを水平に連結するとともに、前記杭基礎に作用する水平力を前記曲げ杭に伝達する水平部材と、 該水平部材の上部もしくは天端面が同一平面を形成するように位置し、構造物の構築面全面の地盤面上に配置される床スラブを備えることを特徴とする耐震土間床。
IPC (5件):
E02D27/01 ,  E02D27/12 ,  E02D27/34 ,  E04B5/16 ,  E04B5/43
FI (5件):
E02D27/01 Z ,  E02D27/12 Z ,  E02D27/34 A ,  E04B5/16 ,  E04B5/43 D
Fターム (3件):
2D046BA00 ,  2D046CA01 ,  2D046DA11
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (2件)
  • 特開平4-228727
  • 特開昭63-171924

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