特許
J-GLOBAL ID:200903001141264984

エコーキャンセラ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 桂木 雄二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-352629
公開番号(公開出願番号):特開平7-202767
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年08月04日
要約:
【要約】【目的】 送受非同期のディジタル4線回線に使用可能でS/N比が優れたエコーキャンセラ装置を提供する。【構成】 先入れ先出し形式のメモリであるFIFO11は、イネーブル信号が音声有効期間になった時間でリセットされ、受信タイミングに基づいて受信データが書き込まれる。そして、遅延器12により所定時間遅延された遅延イネーブル信号によって、送信タイミングに基づいて受信データが読み出される。これによって受信タイミングと送信タイミングとのずれが解消され、送信タイミングに一致した受信出力が得られる。このような受信出力を参照信号としてエコーキャンセラ15により近端エコー成分が除去される。
請求項(抜粋):
受信系のクロックタイミングと送信系のクロックタイミングとが互いに非同期のデジタル4線回線に挿入され、受信系の信号を参照信号として送信入力信号から近端エコー成分を消去するエコーキャンセラ装置において、デジタル受信データを前記受信系のタイミングで逐次書き込み、かつ書き込まれた前記受信データを前記送信系のタイミングで逐次読み出すことができる記憶手段と、前記受信データの信号レベルが所定しきい値以下の無効レベルから前記所定しきい値を越える有効レベルに変化する毎に前記記憶手段を初期化する初期化手段と、前記受信信号レベルが無効レベルから有効レベルに変化した時点から前記受信データを前記記憶手段へ書き込み、前記受信系タイミングと送信系タイミングとの偏差に基づいて定められる所定遅延時間が経過した後、前記記憶手段に書き込まれた前記受信データの読出しを開始する入出力制御手段と、前記記憶手段から読み出された前記受信データを前記参照信号として、前記近端エコー成分を消去するエコーキャンセラと、からなることを特徴とするエコーキャンセラ装置。
IPC (2件):
H04B 3/23 ,  H04L 7/00

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