特許
J-GLOBAL ID:200903001141785593
基準電圧回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-321239
公開番号(公開出願番号):特開平7-153909
出願日: 1993年11月26日
公開日(公表日): 1995年06月16日
要約:
【要約】【目的】 温度と電圧に対して安定化された低電圧の基準電圧を発生できるとともに、動作電流の設定が容易な基準電圧回路を提供する。【構成】 第2のトランジスタ8と第3のトランジスタ9とをカスケード接続して、定電流源4の電流を上記第2のトランジスタ8と第3のトランジスタ9に共通に流すとともに、上記第2のトランジスタ8のエミッタの面積と上記第3のトランジスタ9のエミッタの面積とを異ならせるようにして、上記第2のトランジスタ8のベース・エミッタ間電圧と第3のトランジスタ9のベース・エミッタ間電圧との間に差電圧を発生させ、この差電圧の温度変化によって上記第3のトランジスタ9のコレクタに接続された基準電圧出力点3から取り出される基準電圧Vrefの温度変化を打ち消すようにして、動作電流の設定を容易にするとともに、温度と電圧に対して基準電圧Vrefを安定化させる。
請求項1:
入力端が電源に接続された定電流源と、上記電源にコレクタが接続され、上記定電流源の出力端にベースが接続された第1のトランジスタと、上記定電流源の出力端にコレクタが接続され、上記第1のトランジスタのエミッタにベースが接続され、基準電圧を出力するための基準電圧出力点にエミッタが接続された第2のトランジスタと、上記基準電圧出力点にコレクタが接続され、基準電位点にエミッタが接続された第3のトランジスタと、上記第1のトランジスタのエミッタと上記基準電位点との間に介設された分圧回路であって、第1の抵抗器と第2の抵抗器とを直列に接続してなり、上記第1のトランジスタのエミッタに一端が接続されるとともに、上記基準電位点に他端が接続され、かつ上記第3のトランジスタのベースに結合点が接続された分圧回路とを備え、上記第2のトランジスタのエミッタの面積を上記第3のトランジスタのエミッタの面積の10倍以上にしたことを特徴とする基準電圧回路。
IPC (2件):
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