特許
J-GLOBAL ID:200903001156421792

伸線用高炭素鋼線材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-020187
公開番号(公開出願番号):特開平5-214443
出願日: 1992年02月05日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 高強度 (TS>420 kgf/mm2)、高延性 (RA≧40%、T.N ≧20) 、高疲労強度 (σw ≧120 kgf/mm2)のワイヤ用の線材を開発する。【構成】 C:0.7〜0.9 %、Si:0.2〜0.7 %、Mn:0.2〜0.7 %、Cr:0.2〜0.4 %の鋼組成を有する鋼線材を、オーステナイト域から過冷オーステナイト域に冷却し、この温度域で加工度20%以上の塑性加工を行ってフェライト生成核を多数生成させ、その後、650 °C未満、550 °C以上の温度域に連続冷却してパーライト変態させ、微細パーライトブロック組織とする。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.7〜0.9 %、 Si:0.2〜0.7 %、Mn:0.2〜0.7 %、 Cr:0.2〜0.4 %残部: Feおよび不可避不純物から成る鋼組成を有する鋼線材を、900 °C以上1100°C以下のオーステナイト域に加熱後、50°C/s以上の冷却速度で750 °C以下、650 °C以上の過冷オーステナイト域に冷却し、この温度域で加工度20%以上の塑性加工を行い、その後650 °C未満、550 °C以上の温度域に連続冷却してパーライト変態させることを特徴とする伸線用高炭素鋼線材の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/06 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/18
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-129342
  • 特開平2-194147
  • 特開平3-240919

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