特許
J-GLOBAL ID:200903001168691558

重荷重用空気入りラジアルタイヤの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-169093
公開番号(公開出願番号):特開平8-025509
出願日: 1994年07月21日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ビ-ド部の耐久性に優れた構造のタイヤを製造不良なく、しかも一層のビ-ド耐久性を向上する様に部材間の接着を強固にし、また折り返し高さを精度良く設定して製造することが出来、更に成形能率を高め成形機の複雑化を防止するタイヤカ-カスの製造方法を提供する。【構成】 成形ドラム20上で円筒部材21の中央部をビ-ドコア6の外径とほぼ同一高さまで膨張して段差部25を作り、この段差部にビ-ドコアを圧着して、円筒部材の両端部27を前記ビ-ドコアの回りに巻回して折り返し、ビ-ドコアの外周面上及びビ-ドコアの外周面とほぼ同一平面となった円筒部材の中央部の表面上に前記円筒部材の両端部を圧着して折り返し部28を形成する。そして、該折り返し部の上面にエペックスゴム10を貼り付けてカ-カス29を成形する。
請求項(抜粋):
重荷重用空気入りラジアルタイヤの製造に当って、円筒状のカ-カスを成形する方法であって、複数本の柔軟なスチ-ルコ-ド又は有機繊維コ-ドがほぼ軸方向に並列されて被覆ゴム中に埋設された少なくとも一層以上のコ-ド補強層を少なくとも一層以上のインナ-ライナ-ゴム層の上に円筒状に巻回されてなる円筒部材を成形する工程と、該円筒部材の中央部分を円筒軸に直角方向にビ-ドコア外径とほぼ同一の高さまで膨張して左右両端部との間に一対の段差部を作り、該段差部の側面に円筒軸の左右方向から一対のビ-ドコアを圧着させた後に、前記円筒部材の両端部を前記ビ-ドコアの周囲に内側から外側に向かって巻回して前記ビ-ドコアの外周面上及び前記膨張された円筒部材の中央部分上に折り返し貼着して折り返し部を形成し、更に左右の該折り返し部の外表面から前記膨張された円筒部材の中央部分の表面に亙って、左右一対の断面三角形状の弾性体を貼着して円筒状のカ-カスを成形することを特徴とする重荷重用空気入りラジアルタイヤの製造方法。
IPC (4件):
B29D 30/08 ,  B29D 30/34 ,  B60C 9/08 ,  B60C 15/00

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