特許

J-GLOBAL ID：200903001170151072

像ブレ防止カメラ

発明者： 甲斐 糾夫
出願人/特許権者： 株式会社ニコン
代理人 (1件)： 鎌田 久男 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-292445
公開番号（公開出願番号）：特開平5-100279
出願日： 1991年10月11日
公開日（公表日）： 1993年04月23日
要約：

【要約】【目的】 カメラの有する補正ストロークを十分に生かし、的確な像ブレ補正を行う。【構成】 レリーズ信号発生以前の所定期間における像ブレ速度の最大値であるVmaxおよび最小値であるVminをブレセンサー1およびカメラCPU5を用いて検出し、VmaxとVminが異符号のときにはブレ補正光学系2の初期設定位置を、補正ストロークを|Vmax|:|Vmin|の比率に内分する点とし、VmaxとVminが同符号のときにはブレ補正光学系2の初期設定位置を補正ストロークの限界位置近傍とする。

請求項（抜粋）：

手振れ等によるブレと逆に所定の補正ストロークだけブレ補正光学系をシフトさせる補正手段を有する像ブレ防止カメラにおいて、レリーズ信号発生以前の所定期間における像ブレ速度の最大値であるVmaxおよび最小値であるVminを検出する像ブレ速度検出手段と、前記Vmaxおよび/または前記Vminに基づいて、レリーズ信号発生による露光開始時における前記補正手段の補正ストローク中の初期設定位置を決定する初期設定位置決定手段とを有することを特徴とする像ブレ防止カメラ。