特許
J-GLOBAL ID:200903001170688726

広帯域光ファイバカプラの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉橋 暎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-015939
公開番号(公開出願番号):特開平7-209544
出願日: 1994年01月13日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】 同一の光ファイバ2本を用い、予めクラッド外径に差異を形成後、互いを溶融、延伸して光結合部を作製する広帯域光ファイバカプラの製造方法であって、その歩留まりが著しく向上した製造方法を提供する。【構成】 コア径がd、クラッド外径がDとされる同じシングルモード光ファイバf<SB>1</SB> 、f<SB>2</SB> を準備し、光ファイバf<SB>1</SB> のクラッド外径Dは所定の径D’にまでエッチングして縮径する。次いで、光ファイバf<SB>1</SB> 、f<SB>2</SB> は、光ファイバf<SB>1</SB> 、f<SB>2</SB> のクラッド外径径差△dと所定の径差目標値△d<SB>0</SB> との偏差(△d-△d<SB>0</SB>)が正のとき、即ち、△d>△d<SB>0</SB> のときは、延伸速度Vを基準の延伸速度V<SB>0</SB>より小さく(遅く)、一方、偏差(△d-△d<SB>0</SB> )が負のとき、即ち、△d<△d<SB>0</SB> のときは、延伸速度Vを基準の延伸速度V<SB>0</SB> より大きく(速く)選んで、溶融延伸する。
請求項(抜粋):
同一の光ファイバ2本を用い、予めクラッド外径に差異を形成した後、互いを溶融、延伸して光結合部を作製する広帯域光ファイバカプラの製造方法において、溶融延伸前に予め形成する両光ファイバのクラッド外径径差(△d)の所定の径差目標値(△d0 )に対する偏差(△d-△d0 )に応じて、この偏差(△d-△d0 )が正のときは、両光ファイバの延伸速度(V)を基準の延伸速度(V0 )より遅くし、この偏差(△d-△d0 )が負のときは、延伸速度(V)を基準の延伸速度(V0 )より速くして、溶融、延伸することを特徴とする広帯域光ファイバカプラの製造方法。

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