特許
J-GLOBAL ID:200903001174311716
液体クロマトグラフ質量分析装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-166799
公開番号(公開出願番号):特開平8-334493
出願日: 1995年06月07日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】 LC/MS分析装置における分子量推定の精度を高める。【構成】 3次元質量スペクトルを時間方向に積算して2次元化処理した後、ピークセットを求める。更に、3次元質量スペクトルから、該ピークセット中の各ピークの位置における相対強度-時間の関係を切り出し、その類似性を判断しすることにより各ピーク位置の信頼性を判定し、その結果に基づき分子量を推定する。【効果】 LCで分離されない物質の影響が排除される。
請求項(抜粋):
試料に含まれる複数の物質を液体クロマトグラフによって分離したあと質量分析計によって分析する液体クロマトグラフ質量分析装置であって、3次元多価イオン解析により該物質の同定や分子量推定を行なう分析装置において、a)質量分析結果である3次元質量スペクトルにおいて、目的とする物質が現われる保持時間の近傍で該3次元質量スペクトルを時間方向に積算することにより2次元質量スペクトルを求める積算手段と、b)前記2次元質量スペクトルにおいて、前記目的とする物質により発生したと推定される複数の強度ピークを求める推定手段と、c)前記複数の強度ピークのそれぞれについて該強度ピークの生じている質量数に着目し、前記3次元質量スペクトルの時間方向における強度の変動の類似性を判断する判断手段と、d)前記判断手段の結果に基づき前記複数の強度ピークから前記目的とする物質の同定又は分子量推定を行なう処理手段と、を備えることを特徴とする液体クロマトグラフ質量分析装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G01N 27/62 X
, G01N 30/72 C
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