特許
J-GLOBAL ID:200903001181398096

切削工具用素材およびその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-226537
公開番号(公開出願番号):特開平5-043918
出願日: 1991年08月12日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】 リップハイトの高い小径のドリル用の工具素材を提供し、小径ドリル、エンドミルの大径化への適応を図る。【構成】 切削工具用素材1は、棒状をなすもので、シャンク2およびこのシャンク2の一端に設けられた溝部3内で中間層5を介して焼結固着された超高圧焼結体層4からなる。超高圧焼結体層4は、ダイヤモンド、立方晶窒化硼素などからなり、中間層5は、0.1〜0.5mm厚さのNi,CoまたはNi-Co合金からなる。中間層5を介在させたのは、シャンク2および超高圧焼結体層4間に発生する残留応力を緩和させる配慮である。この切削工具用素材1の製造法は、端面に溝部11を形成した超硬合金からなる出発素材10が基本となる。この出発素材10内には、中間層5を形成するNiなどの箔が配置され、次いでダイヤモンドなどからなる混合粉末を充填した後、超高圧高温下に露らすことにより、複合焼結体をつくり、ワイヤカット等により切断すれば、前記切削工具用素材1が製作される。
請求項(抜粋):
棒状をなす超硬合金製のシャンク2の一端には、一文字状または十文字状を呈するように、ダイヤモンド、立方晶窒化硼素などからなる超高圧焼結体層4が切刃要素として備えられている切削工具用素材において、前記超高圧焼結体層4は、中間層5を介して前記シャンクに接合され、しかもこの中間層5が0.1〜0.5mm厚みを有するNi,Co,またはNi-Co合金からなっていることを特徴とする切削工具用素材。
IPC (2件):
B22F 7/00 ,  B23P 15/32
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭62-124833
  • 特開昭57-039106
  • 特開平3-177507
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