特許
J-GLOBAL ID:200903001184548293

音声接続方法、音声接続装置、そのプログラムおよびその記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 草野 卓 ,  稲垣 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-266693
公開番号(公開出願番号):特開2004-102118
出願日: 2002年09月12日
公開日(公表日): 2004年04月02日
要約:
【課題】接続する二つの原音声の周波数特性や基本周波数が異なっていても不連続感を知覚させない。【解決手段】先行、後続原音声I01,I04のそれぞれピッチ波形の出現時点系列I02,I05における正弦波重畳モデルを表現するパラメータP01〜P06,P07〜P12を求め、原音声I01,I04の両接続区間I03とI06における、対応する分析点のパラメータの組P04とP08、P05とP09、P06とP10を、接続区間の始端から終端にかけて、先行原音声I01に十分近いものから、後続原音声I04に十分近いものへ、漸次変化するように補間数d4,d5,d6を変化させて、各両パラメータを補間合成する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
先行と後続の関係にある二つの異なる原音声信号を、あらかじめ決められている接続区間において接続し、一つの新しい音声信号を作成するような音声接続方法において、 原音声信号の有声部分においては音声波形上に周期的に現れるピッチ波形の出現時刻毎にあらかじめ設定されている分析時点、原音声信号の無声部分においては一定時間毎にあらかじめ設定されている分析時点毎に、上記原音声信号のそれぞれについて、音声信号をモデル表現するためのパラメータを推定する過程と、 先行する原音声信号の接続区間に含まれる分析時点と、後続する原音声信号の接続区間に含まれる分析時点とで、対応するものを抽出する過程と、 対応するそれぞれの分析時点の組毎に、新しい音声信号の上記二つの異なる音声信号への近さを決定する過程と、 対応するそれぞれの分析時点の組毎に、対応する原音声信号の分析時点において推定されたパラメータを、新しい音声信号の上記二つの異なる音声信号への近さの程度に応じて補間して新しいパラメータを作成する過程と、 上記先行する原音声信号の、接続区間より前の分析時点において推定されたパラメータと、上記作成された新しいパラメータと、上記後続する原音声信号の接続区間より後ろの分析時点において推定されたパラメータとを、この順に結合する過程と、 結合されたパラメータを用いて音声信号を合成する過程と、 を有することを特徴とする音声接続方法。
IPC (2件):
G10L13/06 ,  G10L13/00
FI (3件):
G10L5/04 D ,  G10L9/00 M ,  G10L9/14 M

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