特許
J-GLOBAL ID:200903001188439227

めっき性および成形性にすぐれた高張力冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮崎 新八郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-087668
公開番号(公開出願番号):特開平5-263140
出願日: 1992年03月10日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 自動車用鋼板等に使用される高張力冷延鋼板の従来の製造方法はSi,Mn,P等の固溶強化元素の固溶強化により所要の高強度を得ている。その固溶強化元素の多量添加のために溶融亜鉛めっき性(めっきのぬれ性,合金化処理性)が悪い。上記固溶強化元素の添加量を低減しながら所要の高強度化を達成し、めっき性を改善する。【構成】 C:0.0025〜0.006%,Si:0.2%以下,Mn:0.25〜0.8%,P:0.01〜0.04%,S:0.01%以下,Cu:0.1〜0.2%,Al:0.02〜0.1%,N:0.002〜0.005%,Ti:0.01〜0.02%で、かつTi≧3.42×N(%)、Nb:0.025〜0.06%で、かつNb≧7.75×C(%)、残部Feおよび不可避不純物からなる鋼を使用し、熱間圧延後、冷間圧延を圧延率70〜95%で行う。
請求項(抜粋):
C:0.0025〜0.006%,Si:0.2%以下,Mn:0.25〜0.8%,P:0.01〜0.04%,S:0.01%以下,Cu:0.1〜0.2%,Al:0.02〜0.1%,N:0.002〜0.005%,Ti:0.01〜0.02%で、かつTi≧3.42×N(%)、Nb:0.025〜0.06%で、かつNb≧7.75×C(%)、残部Feおよび不可避不純物からなる鋼を、900°C以上で熱間圧延を終了し、脱スケール処理後、圧延率70〜95%の冷間圧延を行い、ついで再結晶開始温度〜A3 変態点直下の温度域で焼鈍処理することを特徴とするめっき性および成形性にすぐれた高張力冷延鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/16
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-246128
  • 特開昭59-143047

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