特許
J-GLOBAL ID:200903001198285813

ズームレンズ鏡筒

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三品 岩男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-271430
公開番号(公開出願番号):特開平8-136791
出願日: 1994年11月04日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 ズームレンズ鏡筒を大きくすることなく、ズーム量を大きくする。【構成】 第一レンズ群枠10を光軸方向に引っ張ると、第1レンズ群枠10が光軸方向に移動する一方で、第一レンズ群用カムピン1により、カム筒60が光軸回りに回転する。カム筒60は、自身の回転で、カム筒用カムピン5により、固定筒50に対して光軸回りに回転しつつ光軸方向に移動する。カム筒60が光軸回りに回転すると、第三レンズ群枠30は、第三レンズ群用カムピン3により、光軸方向に移動する。結局、各レンズ群枠10,30の光軸方向の移動は、カム筒60の回転による移動に、カム筒60の光軸方向の移動による移動が加わる。ズーム量は、固定筒50に貼付られた導体パターン81に対する、第三レンズ群枠30に固定されたブラシ86の移動量から把握される。
請求項(抜粋):
カメラ本体に取り付けられ、複数のレンズ群を光軸方向に移動させ、複数の該レンズ群の合成焦点距離を変えるズームレンズ鏡筒において、光軸方向に移動可能で、撮影者が光軸方向に移動させるためのズーム操作部を有し、複数の前記レンズ群のうち、前記カメラ本体から最も遠い位置に配され且つズーミング操作で光軸方向の移動量が最も大きい第一レンズ群を内周側に保持し、光軸回りにスパイラル状の第一レンズ群用カム溝が形成されていると共に、光軸と平行な方向に伸びている第一レンズ群用直進溝が形成されている円筒状の第一レンズ群枠と、複数の前記レンズ群のうち、前記第一レンズ群よりも前記カメラ本体側に配され且つズーミング操作で前記第一レンズ群よりも光軸方向の移動量が小さい第Xレンズ群を内周側に保持し、光軸方向に移動可能な円筒状の第Xレンズ群枠と、光軸回りにスパイラル状の第Xレンズ群用カム溝が形成されている円筒状のカム筒と、光軸回りにスパイラル状のカム筒用カム溝が形成されていると共に、光軸と平行な方向に伸びている第Xレンズ群用直進溝が形成されている円筒状の固定筒と、一方の端部が前記カム筒に固定され、他方の端部が前記第一レンズ群枠の前記第一レンズ群用カム溝に挿入されている第一レンズ群用カムピンと、一方の端部が前記カム筒に固定され、他方の端部が前記固定筒の前記カム筒用カム溝に挿入されているカム筒用カムピンと、一方の端部が前記第Xレンズ群枠に固定され、他方の端部が前記カム筒の前記第Xレンズ群用カム溝と前記固定筒の前記第Xレンズ群直進溝とに挿入されている第Xレンズ群用カムピンと、光軸回りに回転不能で、第一レンズ群枠の前記第一レンズ群用直進溝に挿入されているレンズ枠回転規制部材と、前記第Xレンズ群枠と前記固定筒とのうち一方に、その基端部が固定されている導電性ブラシと、前記第Xレンズ群枠と前記固定筒とのうち他方に、前記導電性ブラシの先端部が接触するよう固定され、光軸方向に導体を有する導通部と導体を有していない非導通部とが形成されている導体パターンと、前記導電性ブラシの先端部が前記導体パターンの前記導通部に接触しているか前記非導通部に接触しているかにより、複数の前記レンズ群の合成焦点距離を求めるズーム量把握手段と、を備えていることを特徴とするズームレンズ鏡筒。
IPC (2件):
G02B 7/04 ,  G02B 7/10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • ズームレンズ鏡筒
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-063440   出願人:株式会社ニコン
  • ズームレンズ鏡筒
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-063439   出願人:株式会社ニコン

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