特許
J-GLOBAL ID:200903001198901425

耐震継手ならびに耐震管路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-034748
公開番号(公開出願番号):特開2002-235884
出願日: 2001年02月13日
公開日(公表日): 2002年08月23日
要約:
【要約】【課題】大地震時に挿口と受口との間に相対的移動を許容した耐震継手において、通常時の管の抜け出しを防止する抜け出し防止部材による挿口管外周の傷つきを防止すると共に、大きな外力が作用した場合でも押し輪の二つ割れ接合部分の強度を十分にすることを課題とする。【解決手段】シール用ゴム輪3を受口1開口側から押し輪14で圧縮するようにした耐震継手において、前記押し輪14内面には、内面に断面三角形状の複数条の周方向突条17aを複数条有する抜け出し防止部材17が前記挿口外面に圧接可能に配設され、大地震時、挿口外面に傷を付けることなく挿口2と受口1との相対的動きが許容され、ロックリング4に周方向突部2aが係り合って抜け出しが防止されるようにされ、前記押し輪が二つ割14とされ、かつ該押し輪の周方向接合片の一方が板状片19、他方が前記板状片19の軸方向面と周方向面とを同時に覆う箱状片20とされ、管軸を曲げる方向に外力が加わったとき、接合された一方の板状片19が他方の箱状片20の周方向面によって曲げ力に対抗できるように支えられる構造とされてなるものである。
請求項(抜粋):
一方の管の端部に形成された受口の内部に他方の管の端部に形成された挿口をシール用ゴム輪を介挿して挿入し、該シール用ゴム輪を前記受口開口側から押し輪で圧縮するようにした継手であって、前記シール用ゴム輪より前記受口奥方側にロックリングが配設され、該受口に挿入した前記挿口の外面における前記ロックリングより許容脱け出し距離隔てた受口奥方位置に、前記ロックリングに係り合う周方向突部が形成されてなる耐震継手において、前記押し輪内面には、内面に断面三角形状の複数条の周方向突条を複数条有する抜け出し防止部材が前記挿口外面に圧接可能に配設され、通常の水圧負荷ないしは小規模地震等による日常的な地盤変動ではこの抜け出し防止部材で抜け出し防止が図られ、大地震時では前記抜け出し防止部材によっては、挿口外面に傷を付けることなく挿口と受口との相対的動きが許容され、前記ロックリングに周方向突部が係り合って抜け出しが防止されるようにされ、また、前記押し輪が二つ割りとされ、かつ該押し輪の周方向接合片の一方が板状片、他方が前記板状片の軸方向面と周方向面とを同時に覆う箱状片とされ、管軸を曲げる方向に外力が加わったとき、接合された一方の板状片が他方の箱状片の周方向面によって曲げ力に対抗できるように支えられる構造とされてなる耐震継手。
IPC (4件):
F16L 27/12 ,  F16L 1/024 ,  F16L 21/04 ,  F16L 21/08
FI (4件):
F16L 27/12 E ,  F16L 21/04 ,  F16L 21/08 E ,  F16L 1/02 Z
Fターム (17件):
3H015CA01 ,  3H015CA03 ,  3H015CA11 ,  3H015HA02 ,  3H104JA08 ,  3H104JB02 ,  3H104JC10 ,  3H104JD06 ,  3H104KA04 ,  3H104KB03 ,  3H104KB07 ,  3H104KB11 ,  3H104KC04 ,  3H104KC06 ,  3H104LF02 ,  3H104LG03 ,  3H104LG22
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 耐震型離脱防止継ぎ輪
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-224134   出願人:株式会社クボタ
  • 連結式押輪
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-301408   出願人:関東鋳鉄株式会社

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