特許
J-GLOBAL ID:200903001204062570

光ファイバと光導波路との接続方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-027054
公開番号(公開出願番号):特開平6-242343
出願日: 1993年02月17日
公開日(公表日): 1994年09月02日
要約:
【要約】【目的】 光ファイバと光導波路との接続方法の改良に関し、シングルモード光ファイバの位置決めが容易で接続時間が短縮されることを目的とする。【構成】 第1の光導波路2-1 とは所望のピッチP離れて平行にマルチモード光ファイバのコア径にほぼ等しい幅のサイドコア5を基板1上に形成し、基板1の両側にそれぞれ2段構成のX・Y・Z調整台を設置して、一方のX・Y・Z調整台に第1のシングルモード光ファイバ10と光投入側マルチモード光ファイバ30を、他方のX・Y・Z調整台に第2のシングルモード光ファイバ20と受光側マルチモード光ファイバ40をそれそれ搭載して、受光側マルチモード光ファイバ40の出射する光パワーが最大になるように、他方のX・Y・Z調整台を調整した後に、第1のシングルモード光ファイバ10の位置調整をし、次に第2のシングルモード光ファイバ20の位置調整する構成とする。
請求項(抜粋):
基板(1) 上に形成され、始端が一方に端面に開口した第1の光導波路(2-1) と、始端が他方の端面に開口した第2の光導波路(2-2) とを備え、該第1, 第2の光導波路(2-1,2-2) のそれぞれの端面に、第1, 第2のシングルモード光ファイバ(10,20) を接続するにあたり、該第1の光導波路(2-1) とは所望のピッチ(P)離れて平行に、該第2の光導波路(52)とはピッチ(P1)離れて平行に、マルチモード光ファイバのコア径にほぼ等しい幅のサイドコア(5) を該基板(1) 上に形成し、該基板(1) の両側にそれぞれ2段構成のX・Y・Z調整台を設置して、一方の該X・Y・Z調整台に該第1のシングルモード光ファイバ(10)と光投入側マルチモード光ファイバ(30)とを所望のピッチ(P)で搭載し、他方の該X・Y・Z調整台に、該第2のシングルモード光ファイバ(20)と受光側マルチモード光ファイバ(40)とを所望のピッチ(P1)で搭載して、該受光側マルチモード光ファイバ(40)の出射する光パワーが最大になるよう、双方の該X・Y・Z調整台を調整した後に、該第2のシングルモード光ファイバ(20)の出射する光パワーが最大になるよう、一方の該X・Y・Z調整台の上段X・Y・Z調整台(70A) を操作して、該第1のシングルモード光ファイバ(10)の位置調整をし、該第1の光導波路(2-1) の端面と該第1のシングルモード光ファイバ(10)の端面とを接着し、次に、該第2のシングルモード光ファイバ(20)の出射する光パワーが最大になるよう、他方の該X・Y・Z調整台の上段X・Y・Z調整台(70B) を操作して該第2のシングルモード光ファイバ(20)の位置調整をし、該第2の光導波路(2-2)の端面と該第2のシングルモード光ファイバ(20)の端面とを接着することを特徴とする光ファイバと光導波路との接続方法。

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