特許
J-GLOBAL ID:200903001208308850

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-044308
公開番号(公開出願番号):特開平8-240138
出願日: 1995年03月03日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】【目的】リーン運転時の空燃比のリッチ化を防止する。【構成】停車に近い車速時で (S1→S2) 、パージカット中の時間を積算し (S3) 、パージ中はこの時間を減算し (S4) 、該積算時間が所定時間以上となったときにパージガス濃度検出終了フラグをリセットし (S5→S6) 、発進後、理論空燃比フィードバック制御の禁止を解除して加速中も強制的に空燃比フィードバック制御を実行してパージガス濃度を推定してからリーン運転への移行を判定する (S7→S11) 。
請求項(抜粋):
燃料タンクにて発生する蒸発燃料を吸着手段により一時的に吸着し、該吸着手段を機関吸気系と連通させ、該吸着手段に吸着された蒸発燃料を離脱してパージガスとして機関吸気系に導き処理するようにした蒸発燃料蒸散防止装置を備える一方、前記パージガスの吸気系への導入流量を制御するパージガス流量制御手段と、機関運転状態を検出する運転状態検出手段と、機関吸入混合気の空燃比を検出する空燃比検出手段と、該空燃比検出手段が検出する実際の機関吸入混合気の空燃比を理論空燃比に近づけるように空燃比の基本制御値を空燃比フィードバック補正値により増減補正して空燃比をフィードバック制御する空燃比フィードバック制御手段と、所定の運転条件で、実際の機関吸入混合気の空燃比を目標希薄空燃比となるようにフィードフォワード制御する希薄空燃比制御手段と、前記空燃比を理論空燃比にフィードバック制御中に、パージガス導入流量と空燃比フィードバック補正値とに基づいてパージガスの濃度を推定するパージガス濃度推定手段と、前記パージガス濃度推定手段により推定されたパージガス濃度が所定値以上であるときは、前記目標稀薄空燃比制御を実行する運転条件が整っても該目標稀薄空燃比制御への切換を禁止する稀薄空燃比制御禁止手段と、を備えた内燃機関の空燃比制御装置において、車速を検出する車速検出手段と、車速が所定値以下で、かつ、パージガスの吸気系への導入が行われていない状態が継続している時間を計測する計時手段と、前記計時手段で計測された時間に基づいて前記吸着手段への蒸発燃料の吸着量が多いと推定したときに、発進加速時における前記理論空燃比フィードバック制御の禁止条件を解除して該制御を実行させる空燃比フィードバック強制実行手段と、を備えたことを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (7件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02D 41/02 301 ,  F02D 41/10 305 ,  F02D 45/00 301 ,  F02D 45/00 364 ,  F02M 25/08 301
FI (8件):
F02D 41/14 310 C ,  F02D 41/14 310 B ,  F02D 41/14 310 H ,  F02D 41/02 301 J ,  F02D 41/10 305 ,  F02D 45/00 301 G ,  F02D 45/00 364 K ,  F02M 25/08 301 J

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