特許
J-GLOBAL ID:200903001210404602

階層符号化方式を用いた動画像符号化装置及び動画像復号装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-100112
公開番号(公開出願番号):特開平10-294945
出願日: 1997年04月17日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】【課題】 通信路における伝送誤りや情報欠落が発生しても最低限の動画像品質を維持し、さらに復号誤りのその後の画像への伝搬を防止することが可能な階層符号化方式を用いた動画像符号化装置及び動画像復号装置を提供する。【解決手段】 動き補償フレーム間予測部101は、フレームメモリ部102にある1つ前の符号化,復号画像信号を用いて、入力画像の予測を行い、動きベクトルを出力する。入力画像と予測画像信号の差分を差分演算部103から予測誤差信号として入力される帯域分割部104は、階層n個の周波数帯域成分を符号化部105a〜105nに出力する。ループバックは、復号部からの復号予測誤差信号の各周波数帯域成分をループバック制御部107の動作により合成部109に入力するかしないかを選択し、復号予測誤差信号を出力し、それに予測画像信号を加算して入力画像信号に相当する復号画像信号を生成し、次の予測に用いることによる。
請求項(抜粋):
デジタル動画像信号の動き補償フレーム間予測を行い、予測対象の入力画像フレームと前記動き補償フレーム間予測により得た予測画像フレームとの間の予測誤差信号を所定の周波数帯域成分に分割して得られる各周波数帯域成分毎に符号化を行い符号化信号を伝送用として出力するとともに、各周波数帯域成分毎の該符号化信号を復号して得られる予測誤差復号信号と前記予測画像フレームとから生成される復号画像フレームを次の動き補償フレーム間予測に用いるためにループバックを行う階層符号化方式を用いた動画像符号化装置において、前記ループバックを行うための手段が前記周波数帯域成分毎にループバックを行うか行わないかを切り替える階層ループバック制御手段を備えるようにしたことを特徴とする階層符号化方式を用いた動画像符号化装置。
IPC (2件):
H04N 7/32 ,  H03M 7/36
FI (2件):
H04N 7/137 Z ,  H03M 7/36
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-062175
  • 特開平2-075247
  • 画像の階層符号化方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-141319   出願人:株式会社日立製作所

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