特許
J-GLOBAL ID:200903001211788455

光学式情報再生装置の誤差信号検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-095041
公開番号(公開出願番号):特開平5-298720
出願日: 1992年04月15日
公開日(公表日): 1993年11月12日
要約:
【要約】【目的】 光ピックアップの光軸ずれやレンズ収差等により、フォーカシング誤差信号に重畳している疑似誤差信号を打ち消すための利得バランスの調整を、電圧(電流)で制御可能とした、光学式情報再生装置の誤差信号検出装置を得ることを目的とする。【構成】 光電検出器1と、第1、第2の加算手段2a、2bと、第1、第2の電圧(電流)制御型利得制御回路3a、3bと、第1、第2の制御電圧(電流)発生装置4a、4bと、減算器5とを設けることにより、従来のように可変抵抗器の抵抗値を変化させるという調整を用いることなく電圧(電流)で制御可能な、優れた光学式情報再生装置の誤差信号検出装置を得る。
請求項(抜粋):
情報が凹凸で記録された記録媒体の情報トラックの写像の延在する方向に略平行な分割線とこれに略垂直な分割線によって4分割された受光セルを有し、この4つの受光セルにまたがって上記記録媒体上に収束した光スポットの遠視野像が形成される光電検出器と、前記光電検出器上に写像される上記情報トラックの延在する方向に垂直な分割線によって分けられる一方の側に配設された2つの受光セルの一方の受光セルの出力信号と、この受光セルの対角位置に配設された受光セルからの出力信号とを加算する第1の加算手段と、前記光電検出器上に写像される上記情報トラックの延在する方向に垂直な分割線によって分けられる上記一方の側に配設された2つの受光セルの他方の受光セルの出力信号と、この受光セルの対角位置に配設された受光セルからの出力信号とを加算する第2の加算手段と、光スポットが情報トラック上に追従するようにサーボをかけたときに、再生情報信号が最良になるように、あるいはサーボが最も安定になるように、前記第1および第2の加算手段の出力信号の利得を制御する第1および第2の電圧(または電流)制御型利得制御回路と、前記第1の電圧(または電流)制御型利得制御回路の出力信号と前記第2の電圧(または電流)制御型利得制御回路の出力信号との差を検出する減算器と、前記第1の電圧(または電流)制御型利得制御回路の制御信号を発生する第1の制御電圧(または電流)発生装置と、前記第2の電圧(または電流)制御型利得制御回路の制御信号を発生する第2の制御電圧(または電流)発生装置とを備えたことを特徴とする光学式情報再生装置の誤差信号検出装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-118923

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