特許
J-GLOBAL ID:200903001212720340

果実栽培用袋

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-376985
公開番号(公開出願番号):特開2001-178282
出願日: 1999年12月22日
公開日(公表日): 2001年07月03日
要約:
【要約】【課題】リンゴの袋かけ、袋の除去作業を、楽に能率的に行えるようにすることである。【解決手段】袋の上部に果柄より短い短辺と、幼果の直径より大きな環を構成する長辺でなる弾力性のある長方形状の突起を付け、親指と示指で表裏の突起両端を挟み長辺方向に押すと環となり開口するが、この開口部を先頭に袋を幼果に上からかぶせる。そして環状となっている長方形突起の押圧を解くと突起は平板となり果柄を緩く挟むことになる。このとき果柄にしっかり突起部分を保持させるために、接着剤を塗布しておいた突起の内面を果柄を中にして相合わせ接着する。また袋の除去作業を容易にする機能として、袋の突起に糸を付け地上近くにまで垂らしておくようにする。この糸を引くことによって樹に上らずまた、腕を上げずに袋を取り外すことができる。
請求項(抜粋):
果実を保護育成するために取りつける袋の構造において、袋の開口部として、袋本体の上部表裏に、幼果の果柄の長さより短いサイズの幅と、幼果の球面の半円周の長さより長いサイズの突起をそれぞれ付ける。開口部の突起には、突起両端を指で押す程度の力で片方の突起が半円状になる剛性を持たせる。すなわち表裏突起の両端部を押すことで突起全体を環状に開口させる剛性を持たせる。この環状の開口部は幼果を傷つけずに果柄の基部に突起を位置させることを可能とさせる。また突起の両端部の押圧を解除した後、突起を果柄に固定保持させるために、表裏の突起内面に接着剤を塗布し、果柄を中にして接着剤塗布面を相互に合わせ接着する。接着剤を塗布が容易にできるように、突起部の両端は連結せず、袋の外側に向けて折り返せる構造とした。以上を特徴とする果実栽培用袋。
Fターム (3件):
2B024FA01 ,  2B024FA06 ,  2B024FA10

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