特許
J-GLOBAL ID:200903001213287704

同期機ロータ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-162282
公開番号(公開出願番号):特開2001-346345
出願日: 2000年05月31日
公開日(公表日): 2001年12月14日
要約:
【要約】【課題】円筒形のロータコアの外周面に複数個の永久磁石片を貼り付け固定した方式の回転子を用いる交流同期モータは、製作容易で制御性が良く、高速回転も可能なところから工作機械の主軸用ビルトインモータとして使用されるようになってきているが、接着剤老化等による永久磁石片の剥離の問題があり、磁石片の両側面に回転子中心側へ拡開するテーパ面を形成し、これを回転子外周の周方向の両側端にテーパ面を有するあり溝凹所に摺動嵌着して楔作用で保持させていたが充分でなかった。【解決手段】上記永久磁石片に、更に回転子中心側の幅方向の中央部に両側面が中心側に拡開したテーパ面を有する凸条部分を形成し、回転子あり溝凹所の幅方向中央部分に、上記凸条部分が嵌合する相補形のテーパ面を有する凹所を有せしめ、永久磁石片の幅方向中央部分でも回転子に結合保持させるようにした。
請求項(抜粋):
内周円筒形の固定子内に回転可能に配置され、円柱形の回転子コアの表面に周方向に貼り付けて固定された複数個の永久磁石片を有する同期機の回転子において、前記永久磁石片は、前記回転子コア表面に軸方向に平行に延在するように周方向に所定数形成したあり溝凹部に、軸方向に摺動して嵌合する相補形の寸法形状を有し、前記あり溝凹部における相補形が、前記周方向の両端に於いて、回転子中心側に向けて両側面が拡開したテーパ面に形成された凹溝であって、さらに、前記回転子中心側の面の両側端間の中央部に、回転子の中心側に向けて両側面が拡開したテーパ面に形成された軸方向に伸びる所定深さの凹溝を有することを特徴とする同期機ロータ。
IPC (3件):
H02K 1/27 501 ,  H02K 1/27 ,  H02K 1/28
FI (3件):
H02K 1/27 501 A ,  H02K 1/27 501 B ,  H02K 1/28 A
Fターム (14件):
5H002AA09 ,  5H002AB01 ,  5H002AB07 ,  5H002AC08 ,  5H002AE08 ,  5H622CA02 ,  5H622CA10 ,  5H622CA11 ,  5H622CB04 ,  5H622DD02 ,  5H622PP03 ,  5H622PP10 ,  5H622PP19 ,  5H622QA06
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭61-280746
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-280746

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