特許
J-GLOBAL ID:200903001215495304

EP灰の薬剤固化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大橋 勇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-197507
公開番号(公開出願番号):特開平9-038619
出願日: 1995年08月02日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】 EP灰の中に含まれる成分で特に問題となるのは、Pb(鉛)である。この金属は、低蒸気圧物質(Pb,PbCl2など)となっていると考えられ、焼却炉の運転範囲(750〜950°C)で、蒸発あるいは昇華することになる。この物質は、高温の空気とともに熱せられ酸化鉛になる。そこで本発明は、EP灰中の酸化鉛を安定化し、無害化する方法を提供しようとするものである。【解決手段】 電気集塵機で集められた灰と水溶性のリン酸塩である第一リン酸アルミニウム(Al2O3、3P2O5、6H2O)とを混合し、乾燥させ、硬化させる。或いは硬化剤として酸化アルミニウム又は酸化亜鉛の微粉末、酸性酸化物、(Cr2O3、Mn2O7、SiO2、B2O3およびCrO3)、塩基性酸化物、(Na2O、K2O、CaO、BaO、CrO、MnO、FeOおよびBi2O3)、両性酸化物、(As2O3、Sb2O3、ZnO、Al2O3、SnO、PbO、Cr2O3、MnO2)等を添加して硬化させる。
請求項(抜粋):
電気集塵機で集められた灰(EP灰)と水溶性のリン酸塩である第一リン酸アルミニウム(Al2O3・3P2O5・6H2O)とを混合し、乾燥させ、硬化させることを特徴とするEP灰の薬剤固化方法。
IPC (2件):
B09B 3/00 ,  F23G 1/00
FI (2件):
B09B 3/00 304 G ,  F23G 1/00 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-144188
  • 中性飛灰の処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-303880   出願人:栗田工業株式会社

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