特許
J-GLOBAL ID:200903001218309021

マルチセル蓄電池及び気体再結合型のマルチセル蓄電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-096705
公開番号(公開出願番号):特開平6-333607
出願日: 1994年05月10日
公開日(公表日): 1994年12月02日
要約:
【要約】【目的】 温度制御可能な一体構造型のバッテリを提供する。【構成】 バッテリは、薄く平坦な熱交換器8、30、32を備える。熱交換器は、バッテリ容器2のセル間隔壁8として設けることができる。すなわち、セル間隔壁8の中にその外側面に実質的に平行に延在する広い熱交換表面を有する液体流通路を設ける。
請求項(抜粋):
一体構造型の容器(2)と、該容器(2)のカバー(4a、4b、4c)と、前記容器(2)の中の別個のセル隔室(6)の中に各々収容される複数のガルバーニ電池要素(10)と、1つのセル隔室(6)を次のセル隔室から分離する非導電性のセル間隔壁(8)と、熱交換器(8、30、32)とを備えるマルチセル蓄電池において、前記隔壁(8)は、その両側に第1及び第2の外側面を有しており、これら各々の外側面は、隣接するセル隔室(6)の中の対応するセル要素(10)と向かい合っており、前記隔壁(8)の中には少なくとも1つの液体流通路(58)が設けられ、該液体流通路(58)の一端部には、該液体流通路(58)に熱交換液を供給するための入口手段(56)が設けられ、また、前記液体流通路(58)の他端部には、該液体流通路(58)から前記熱交換液を排出するための出口手段(60)が設けられており、前記入口手段(56)及び前記出口手段(60)には、前記液体流通路(58)に対する前記熱交換液の供給及び排出をそれぞれ行う導管手段(34、38)が接続されており、これにより、前記熱交換液を前記液体流通路(58)に循環させて当該蓄電池の前記セル要素(10)に対して熱を与えたり、あるいは、前記セル要素から熱を奪ったりすることができるように構成されたことを特徴とするマルチセル蓄電池。

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