特許
J-GLOBAL ID:200903001221256516

絶縁電気線輪、回転電機及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-013253
公開番号(公開出願番号):特開平6-233486
出願日: 1993年01月29日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【構成】導体に絶縁基材を巻回し、熱硬化性樹脂組成物を含浸,硬化してなる高電圧耐熱電気絶縁線輪において、該熱硬化性樹脂組成物と均一に溶解,反応するナフタレン骨格を有するエポキシ樹脂組成物をバインダとする絶縁基材を用いる。【効果】少なくともナフタレン骨格を有するエポキシ樹脂組成物をバインダとする絶縁基材を導体に巻回した後、熱硬化性樹脂組成物を含浸,加熱硬化すると、バインダと熱硬化性樹脂組成物が溶解し、均一に反応し、絶縁層中のバインダと熱硬化性樹脂組成物が一体化するため、バインダの劣化,接着性の低下が生ぜず、絶縁層に剥離を発生せず、しかも得られた高電圧電気絶縁線輪は、200°C以上の高温で連続使用可能となる。
請求項(抜粋):
段間絶縁を介して積層された導体群と、バインダ樹脂が裏打ちされた前記導体群に巻回された絶縁基材層と、前記絶縁基材層に含浸硬化された熱硬化性樹脂組成物を有する絶縁線輪において、前記バインダ樹脂は前記熱硬化性樹脂組成物と均一に溶解,反応するナフタレン骨格を有するエポキシ樹脂組成物であり、含浸硬化時に前記バインダ樹脂と前記熱硬化性樹脂組成物とが反応一体化することを特徴とする電気絶縁線輪。
IPC (4件):
H02K 3/30 ,  C08G 59/24 NHQ ,  C08J 5/24 ,  H01B 13/00 501

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