特許
J-GLOBAL ID:200903001221864150

ブラシレス直流モータの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-246336
公開番号(公開出願番号):特開平5-091785
出願日: 1991年09月26日
公開日(公表日): 1993年04月09日
要約:
【要約】【目的】 電流制御系を持ちブラシレス直流モータをインバータで正弦波近似PWM制御する制御装置において、モータの回転数変化による電流制御系の応答性の変化を無くし、またインバータの直流電圧変動に電流制御系の飽和を無くした制御を得る。【構成】 モータ回転数の変化による電流制御系の応答性の変化を回転数に応じた電圧分として電流制御アンプの出力に加算することで補償し、またインバータの直流電圧変動による電流制御系の飽和には電流制御から電圧制御に切換えると共にインバータ直流電圧に応じた電圧制限を行う。
請求項(抜粋):
インバータからブラシレス直流モータに供給する電流の電流指令とその検出値との比較によりインバータ出力電圧を正弦波近似PWM制御する電流制御系を持つブラシレス直流モータの制御装置において、モータ回転角速度ωと前記電流指令I1ref及びモータパラメータからインバータ電圧指令V1と位相φを次式V1=(Vd2+Vq2)1/2φ=tan-1(Vd/Vq)但し、Vd=nωLI1refVq=nωλn:モータの極対数λ:電機子巻線の磁束鎖交数L:電機子インダクタンスから求める第1の演算回路と、モータの回転子位置検出信号θと電圧V1′と前記位相φからインバータの各相電圧指令Vu,Vv,VWを次式Vu=V1′sin(θ+φ)VV=V1′sin(θ+φ-2π/3)VW=V1′sin(θ+φ+2π/3)から求める第2の演算回路と、前記電圧指令V1とインバータの直流電圧の1/2になる電圧V1maxを比較しV1≦V1maxのときに前記電流制御系によるインバータ出力電圧制御信号にしかつ前記電圧指令V1を電圧V1′とした前記第2の演算回路の各相電圧指令Vu,VV,VWを該制御信号に加算し、前記電圧指令V1>電圧V1maxのときに該電圧V1maxを電圧V1′とした前記第2の演算回路の各相電圧指令Vu,VV,VWをインバータ出力電圧制御信号にする切替制御回路とを備えたことを特徴とするブラシレス直流モータの制御装置。
IPC (2件):
H02P 6/02 341 ,  H02P 6/02

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