特許
J-GLOBAL ID:200903001227287383
スタータ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-282322
公開番号(公開出願番号):特開平9-126103
出願日: 1995年10月31日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 1つの温度検出手段によってモータの無負荷運転近くから負荷運転時までの幅広い範囲でスタータの熱的損傷を防止すること。【解決手段】 アーマチャのコンミテータに摺接するブラシ10は、2組の正極ブラシ10aと負極ブラシ10bとから成り、スイッチ保持体11に形成された摺動穴に摺動自在に挿入されて、ブラシホルダ12に保持されている。スイッチ保持体11は、軸方向でアーマチャのコンミテータ側に配されたマグネットスイッチ5を保持するもので、ブラシホルダ12に固定されている。また、スイッチ保持体11には、内部に接点を備えたバイメタルを収容する通電制御装置16が取り付けられている。この通電制御装置16は、スイッチ保持体11を通じて伝達された熱(ブラシ10の熱およびスイッチヨークを通じて伝わるコイルの熱)の温度が所定温度に達すると、バイメタルが内部接点を開いてコイルへの通電を遮断する。
請求項(抜粋):
軸方向の一端側にコンミテータを有するアーマチャを備え、前記コンミテータに摺接するブラシを通じて電流が流れることにより前記アーマチャに回転力を発生するモータと、軸方向で前記モータの前記コンミテータ側に配されて、スイッチヨークに収納されたコイルが通電されて作動することにより前記ブラシに繋がるモータ接点を閉じるマグネットスイッチと、前記ブラシ及び前記スイッチヨークが直接または間接的に接触もしくは近接して配置される伝熱部材と、この伝熱部材の温度を検出する温度検出手段を配設し、この温度検出手段で検出された温度が所定温度に達した時に前記コイルへの通電を遮断する通電制御手段とを備えたスタータ。
引用特許:
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