特許
J-GLOBAL ID:200903001228510965
騒音制御ヘッドセット
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
東島 隆治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-116444
公開番号(公開出願番号):特開平10-294989
出願日: 1997年04月18日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】【課題】 ヘッドホンにおいて、外部の騒音を能動的に制御することにより騒音環境下での会話を可能とする騒音制御ヘッドセットを提供する。【解決手段】 外部騒音を検出するマイクロホン1a〜1cと、ヘッドホン7a〜7b内部の騒音を検出するマイクロホン1d〜1eと、自己音声を検出するマイクロホン1fと、マイクロホン1a〜1cの検出信号をそれぞれ加算する加算器2a〜2bと、その出力をリファレンス信号とする適応フィルタ3a〜3bと、適応フィルタ3a〜3bの出力とマイクロホン1fの出力と通信機10の受信信号を加算する加算器2c〜2dと、加算器2c〜2dの出力を再生するヘッドホン7a〜7b内に設置されたスピーカ6a〜6bと、スピーカ6a〜6bとマイクロホン1d〜1e間の伝達関数を補正するFxフィルタ4a〜4bと、Fxフィルタ4a〜4bの出力とマイクロホン1d〜1eの出力により適応フィルタ3a〜3bの係数を演算して更新するLMS演算器5a〜5bとから構成されている。
請求項(抜粋):
左側あるいは右側のヘッドホンのキャビネットに設けられた支持アームにより使用者の口元近傍に取り付けられている音声検出器と、前記音声検出器の近傍に取り付けられ、主として周囲の騒音を検出する第1の騒音検出器と、前記ヘッドホンの左側キャビネットの外側に取り付けられた第2の騒音検出器と、前記第1の騒音検出器と前記第2の騒音検出器の出力を加算する第1の騒音信号加算器と、前記第1の騒音信号加算器の出力信号を処理する第1の適応フィルタと、前記第1の騒音信号加算器の出力信号を処理する第1の伝達関数補正器と、前記第1の適応フィルタの出力と前記音声検出器の出力と、他の人との通信を行う通信手段からの受信信号とを加算する第1の出力信号加算器と、前記第1の出力信号加算器の出力を再生する左側ヘッドホンと、前記左側ヘッドホンのキャビネットの内部に取り付けられた第1の誤差検出器と、前記第1の誤差検出器からの出力と前記第1の伝達関数補正器の出力から前記第1の適応フィルタの係数を演算して更新する第1の係数更新器と、前記ヘッドホンの右側キャビネットの外側に取り付けられた第3の騒音検出器と、前記第1の騒音検出器と前記第3の騒音検出器の出力を加算する第2の騒音信号加算器と、前記第2の騒音信号加算器の出力信号を処理する第2の適応フィルタと、前記第2の騒音信号加算器の出力信号を処理する第2の伝達関数補正器と、前記第2の適応フィルタの出力と前記音声検出器の出力と前記通信手段からの受信信号を加算する第2の出力信号加算器と、前記第2の出力信号加算器の出力を再生する右側ヘッドホンと、前記右側ヘッドホンのキャビネットの内部に取り付けられた第2の誤差検出器と、前記第2の誤差検出器からの出力と前記第2の伝達関数補正器の出力から前記第2の適応フィルタの係数を演算して更新する第2の係数更新器と、を有し、但し、前記音声検出器は使用者の口の方向に強い指向性を有する単一指向性あるいは双指向性を有し、その出力信号を前記通信手段の送信信号とし、前記第1の伝達関数補正器の係数は左側ヘッドホンから第1の誤差検出器までの伝達関数に近似するようになされており、前記第2の伝達関数補正器の係数は右側ヘッドホンから第2の誤差検出器までの伝達関数に近似するようになされている、よう構成したことを特徴とする騒音制御ヘッドセット。
IPC (7件):
H04R 3/02
, G10K 11/178
, H03H 17/00 601
, H03H 17/02 601
, H03H 21/00
, H04R 1/10 101
, H04R 5/033
FI (7件):
H04R 3/02
, H03H 17/00 601 M
, H03H 17/02 601 M
, H03H 21/00
, H04R 1/10 101 Z
, H04R 5/033 Z
, G10K 11/16 H
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