特許
J-GLOBAL ID:200903001229696302

ダイカストマシンの射出制御方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木下 實三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-144262
公開番号(公開出願番号):特開平9-323150
出願日: 1996年06月06日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】 高速鋳造や低精度の金型でもバリのない高品質なダイカスト製品を生産できるダイカストマシンの射出制御方法および装置を提供すること。【解決手段】 昇圧制御弁21を流量可変式にする。メインスプール211が逆止弁機能付2方弁212とサーボ制御用の位置検出器213を含む構成とすることで、昇圧シリンダ装置20への作動油供給流量がオンオフではなく可変流量にでき、バリ臨界曲線に応じた昇圧動作の制御によりバリの発生を未然に防止することができ、これにより高品質のダイカスト製品の生産ができるようになる。
請求項(抜粋):
鋳造型に溶湯を射出する射出プランジャと、前記射出プランジャを駆動する射出シリンダ装置と、前記射出シリンダ装置に与える油圧を昇圧させる昇圧シリンダ装置とを有する昇圧方式のダイカストマシンの射出制御方法であって、前記昇圧シリンダ装置への作動油の流量を制御するメインスプールを有しかつ逆止弁機能を有する流量制御弁と、この流量制御弁のメインスプールの開度を検出する位置検出器と、所定のプログラムに基づいて前記流量制御弁のメインスプールを定量的に制御する昇圧制御装置とを用い、前記昇圧シリンダ装置による昇圧動作の間に、前記メインスプールを全開から最終開度までの間の任意の開度に制御し、鋳造型にバリが生じない所定の臨界曲線に沿った任意の曲線に従って鋳造圧力と昇圧時間との関係が変化するように昇圧動作を制御することを特徴とするダイカストマシンの射出制御方法。
FI (3件):
B22D 17/32 B ,  B22D 17/32 F ,  B22D 17/32 G
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る