特許
J-GLOBAL ID:200903001233976891

I-T型締付具及び締付具セット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 憲一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-160423
公開番号(公開出願番号):特開平10-331825
出願日: 1997年06月03日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 露出空間側での操作により閉鎖空間内部での固定操作が可能なI-T型締付具及び締付具セットを提供する。【解決手段】 I-T型締付具1は、蝶番軸貫通孔を有するボルト頭部41と、ネジ止部45を有するボルト軸部42とからなる蝶番ボルト4、及びボルト頭部貫通孔を通過して蝶番ボルトを回転可能に連結するフレーム横断蝶番軸5の両端を固定し、横断蝶番軸が延びる方向と垂直方向に延び、横断蝶番軸を回転軸として軽量級構造部と重量級構造部とに二分され、各底面に接触抑込面32を有するフレーム側壁31a,31bを含む抑込フレーム3を含む。セット10は、I-T型締付具1の端部で連結可能なネジ止部22を有する挿入棒2と組合わせる。
請求項(抜粋):
(1)(a)蝶番軸貫通孔を有する蝶番ボルト頭部と、(b)外側面上に雄ネジを有すると共に、前記蝶番ボルト頭部とは反対側の端部に、前記外側面上の雄ネジに対するナットの締付けを妨害しない形状のネジ止部を有する蝶番ボルト軸部とからなる蝶番ボルト、及び(2)前記蝶番ボルトの蝶番ボルト頭部の蝶番軸貫通孔を通過して前記蝶番ボルトを回転可能に連結するフレーム横断蝶番軸の両端を固定し、前記フレーム横断蝶番軸が延びる方向とそれぞれが実質的に垂直方向に延び、前記フレーム横断蝶番軸を回転軸として軽量級構造部と重量級構造部とに二分され、軽量級構造部及び重量級構造部の各底面に接触抑込面を有する一対のフレーム側壁を含む抑込フレームを含むこと、並びに前記抑込フレームの前記接触抑込面の方向に前記蝶番ボルト軸部を回転させることによって前記抑込フレームが延びる方向と前記蝶番ボルト軸部が延びる方向とをほぼ垂直にした状態で、前記蝶番ボルト軸部を、前記蝶番ボルト頭部から前記ネジ止部の方向へ引っ張った際に、前記蝶番ボルト軸部を貫通させることができるが、前記抑込フレームを通過させることのできない形状を有する開口部に対し、前記抑込フレームが延びる方向に前記蝶番ボルト軸部を回転させることによって前記抑込フレームが延びる方向と前記蝶番ボルト軸部が延びる方向とをほぼ一致させた状態にすると、それらの延びる方向に沿って前記抑込フレーム及び前記蝶番ボルトを一体的に貫通させることができること、を特徴とする、I-T型締付具。

前のページに戻る