特許
J-GLOBAL ID:200903001245123568

防爆安全装置を備えた電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-215514
公開番号(公開出願番号):特開平8-077995
出願日: 1994年09月09日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【目的】 防爆安全装置の動作精度および信頼性を高めると共に、防爆安全装置を備えた電池の組立性及び量産性を高める。【構成】 ダイヤフラム8の付いた金属かしめリング10の上に感温抵抗素子リング7が重ねられ、その上に下座金6、絶縁リング5、可動片付き金属リング4、上座金3、金属製端子2が順次重ねられ、これら円形の外形を有する部品が同心状態で積層される。これら全体がリング形の封口ガスケット11の内周にはめ込まれて一体的な蓋要素が構成される。金属製端子2はハット形で、ガス抜き穴2aが形成される。可動片付き金属リング4は、リング部分4aの中央に片持ち状態の短冊型の可動片4bが一体に形成される。リング部分4aは絶縁リング5の下の下座金6には接触しない。可動片4bの先端部分は下座金6と絶縁リング5の間に挟み込まれて、下座金6に圧接する。
請求項(抜粋):
有底円筒形の金属製電池ケースと、この電池ケースに収納された発電要素と、前記電池ケースの開口部を密封する蓋要素とからなる電池であって、前記蓋要素は、ガス抜き穴を有する円形の金属製端子と、少なくとも表面が絶縁性の円形のダイヤフラムと、このダイヤフラムの外周縁部を上下から挟み込んだ金属かしめリングと、リング部分の中央に片持ち状態の可動片を一体に有する可動片付き金属リングと、絶縁リングと、リング形の封口ガスケットとを有し、前記ダイヤフラムの付いた前記金属かしめリングの上に前記絶縁リングが重ねられ、前記絶縁リングの上に前記可動片付き金属リングが重ねられ、前記可動片付き金属リングの上に前記金属製端子が重ねられ、これら全体が前記封口ガスケットの内周にはめ込まれることで一体的な前記蓋要素が構成され、前記可動片付き金属リングの前記リング部分は前記絶縁リングに接触して前記金属かしめリングには接触しておらず、前記可動片の先端部分が前記金属かしめリングに接続されており、前記発電要素の一方の電極に接続されているリード板の先端が前記金属かしめリングの下面に溶接され、一体的な前記蓋要素が前記電池ケースの開口部分の内周にはめ込まれ、前記電池ケースの開口部分が内側にかしめられることで前記封口ガスケットが圧縮されて、前記電池ケースが密封されていることを特徴とする防爆安全装置を備えた電池。
IPC (2件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 2/34

前のページに戻る