特許
J-GLOBAL ID:200903001252378750

自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-179279
公開番号(公開出願番号):特開平5-346160
出願日: 1992年06月12日
公開日(公表日): 1993年12月27日
要約:
【要約】【目的】 伝達トルクが異なる複数の変速段で締結される特定の摩擦要素を有し、該特定摩擦要素を締結させる締結圧を電磁弁により制御する自動変速機において、上記電磁弁の耐久性を向上させると共に電力消費量を抑制することを目的とする。【構成】 伝達トルクの大きい2速と伝達トルクの小さい4速とで締結される直結クラッチ32に対して、4速時には、ライン42から第4、第5シフトバルブ64,65を介して受圧面積の小さな第2油圧室322に締結圧を供給し、且つ第2リニアソレノイドバルブ103を非通電状態としてライン42からのライン圧を受圧面積の大きな第1油圧室321に締結圧を供給すると共に、4-3変速時には、上記第2リニアソレノイド103を通電状態として受圧面積の大きな第1油圧室321から締結圧を排出させる。
請求項(抜粋):
伝達トルクが異なる複数の変速段で締結される特定の摩擦要素を有する自動変速機の制御装置であって、上記特定摩擦要素を締結させる締結圧が供給される油圧室として、伝達トルクが大きい変速段で締結圧が供給される受圧面積の大きな第1油圧室と、伝達トルクが小さい変速段で締結圧が供給される受圧面積の小さな第2油圧室とが設けられていると共に、上記第1、第2油圧室の一方に給排される締結圧を制御する電磁弁を有し、その電磁弁として非通電時に油圧源からの元圧を調圧することなく直接出力する電磁弁を使用すると共に、上記第1、第2油圧室の他方への締結圧の供給による変速段達成後に上記電磁弁への通電を遮断する制御手段が設けられていることを特徴とする自動変速機の制御装置。

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